Sun Business Process Manager でのビジネスプロセスの設計

ビジネスプロセスコンポーネントの作成

BP コンポーネントは、ビジネスプロセスデザイナで使用可能なモデリング要素をドラッグ、ドロップ、およびリンクすることで作成します。

BP のコンポーネントを作成するには、次の手順を実行します。

アクティビティーの追加

BP モデルに含めることのできるアクティビティーの種類は複数あります。使用できるアクティビティーの種類それぞれの説明と、そのツールバーアイコンについては、「ビジネスプロセスのアクティビティー」を参照してください。

Procedureアクティビティーを追加する

  1. 次のいずれかを実行します。

    • ビジネスプロセスデザイナのツールバーで、アクティビティーアイコンをクリックし、キャンバスにドラッグします。

    • 中間イベントまたは分岐アクティビティーの場合は、ビジネスプロセスデザイナのツールバーで、「中間イベント」または「分岐アクティビティー」をクリックし、使用するアクティビティーをクリックしてキャンバスにドラッグします。

  2. アクティビティー名をクリックし、アクティビティーの新しい名前を入力します。これは省略可能です。デフォルト名を受け入れることができます。


    注 –

    アクティビティー名は、少なくとも 1 つの文字 (A - Z、a - z、または 0 - 9) を含み、文字または下線 (_) で始まる必要があります。また、スペースを含めることができます。


  3. 「プロジェクトエクスプローラからのコンポーネントの追加」の説明に従って、プロジェクトエクスプローラから Java CAPS コンポーネントを追加します (省略可能)。

  4. 「モデリング要素のリンク」の説明に従って、アクティビティーをリンクします。

プロジェクトエクスプローラからのコンポーネントの追加

プロジェクトエクスプローラの要素は、キャンバスまたはアクティビティーに直接ドロップできます。多くの要素はカスタム設定を備えているため、プロセスを細部にいたるまでモデル化できます。

Procedureプロジェクトエクスプローラのコンポーネントを追加する

  1. プロジェクトエクスプローラで、追加する要素が表示されるまでツリーを展開します。


    注 –

    BP に追加できる要素は、FileClient の receive および write アクティビティーや Visual Page Designer の show 処理のように、プロジェクトエクスプローラに黄色の長方形アイコンをともなって表示されます。


  2. 要素をクリックし、ビジネスプロセスデザイナのキャンバスにドラッグします。

  3. 「モデリング要素のリンク」の説明に従って、モデリング要素をリンクします。

モデリング要素のリンク

リンクは、アクティビティーを相互に接続することで、BP の流れを示します。BPM は無効なリンクを許可しないため、モデルは必ず適切にリンクされます。また、リンクはビジネスルールを受け入れることができます。ビジネスルールをともなうリンクは、青のアイコンのマークが付けられます。

Procedureモデリング要素をリンクする

  1. モデリング要素のコネクタ部分にカーソルを移動します。

  2. モデリング要素の外側の端にカーソルを当て、矢印ポインタが手の形に変わるまで、カーソルを押したままにします。

  3. 最初のアクティビティーからの線を 2 番目のアクティビティーのコネクタにドラッグし、マウスから手を離します。

  4. リンクスタイルを変更するには、プロジェクトエクスプローラで BP を右クリックし、「リンクスタイルの切り替え」をクリックします。

  5. 「保存」をクリックします。

  6. 次の「ビジネスルールの組み込み」の説明に従って、ビジネスルールをリンクに追加します (省略可能)。