プロジェクトでの HTTP バインディングコンポーネントの使用

パスワード保護のためにアプリケーション変数を使用する

保護されていないパスワードは WSDL ファイルに平文で表示されますが、Password アプリケーション変数をトークンとして挿入することにより、パスワードを保護できます。次の例では、名前 SECRET とパスワード PROTECT を使用するパスワードアプリケーション変数を作成します。

Procedureパスワードアプリケーション変数を作成する

  1. 「サーバー」ウィンドウの「サーバー」>「GlassFish·V2」>「JBI」の下の「バインディングコンポーネント」ディレクトリから sun-http-binding を選択します。

    sun-http-binding のプロパティーがプロパティーウィンドウに表示されます。

  2. 「アプリケーション変数」プロパティーの省略符号ボタン (...) をクリックします。

    アプリケーション変数エディタが表示されます。

  3. 「追加」をクリックし、変数のタイプとして Password を選択し、「了解」をクリックします。

    アプリケーション変数エディタに新しい行が追加されます。

  4. 名前として SECRET、値として PROTECT を入力します。

    これはパスワードタイプなので、パスワードの文字はアスタリスクで表示されます。

  5. ドル記号と中括弧を使用して、アプリケーション変数名 ${SECRET} を WSDL パスワード属性として使用します。