通信アダプタによる設計

データストリーミングとペイロードデータ転送の関係

InputStreamAdapter」ノードと「OutputStreamAdapter」ノードの使用は、次に示すように「ペイロード」ノードの使用と代替関係にあります。

データストリーミングを設定すると、ペイロードデータ転送での、「ペイロード」ノードからの「読み取り」を行うすべての処理で、「InputStreamAdapter」ノードが要求されます。これと同じロジックにより、ペイロードデータ転送での、「ペイロード」ノードへの「書き込み」を行うすべての処理で、データストリーミング用の「OutputStreamAdapter」ノードが要求されます。

ストリームアダプタノードを OTD の get() および put() メソッドと混同しないでください。たとえば、BatchFTP OTD のクライアントインタフェース get() メソッドは、ペイロード転送中に「ペイロード」ノードに「書き込み」を行うため、データストリーミングでは書き込み先となる「OutputStreamAdapter」ノードを要求します。これに対し、レコード処理 OTD の get() メソッドは、ペイロード転送中に「ペイロード」ノードから「読み取り」を行うため、データストリーミングで get() は読み取り元となる「inputStreamAdapter」ノードを要求します。