MQGMO_ACCEPT_TRUNCATED_MSG
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切り詰められたメッセージが完全なメッセージとみなされるかどうかを指定します。メッセージバッファーが小さすぎてメッセージの全体を格納できない場合にこのオプションを指定すれば、MQGET 呼び出しは、バッファーにできるだけ多くの情報を格納したあと、処理を完了できます。与えられた状況では、このオプションを指定しなくても MQGET 呼び出しは容量いっぱいまで情報を格納しますが、それで処理が完了したとはみなされません。値は次のとおりです。
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true または false。
デフォルト構成は true です。
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MQGMO_FAIL_IF_QUIESCING
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キューマネージャーが休止状態にある場合に、MQGET 呼び出しを強制的に失敗させます。値は次のとおりです。
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true または false。
デフォルト構成は true です。
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MQGMO_SYNCPOINT
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MQGET 呼び出しに、同期点管理下でメッセージを強制的に取得させます。メッセージはほかのアプリケーションから使用不可能としてマークされますが、そのメッセージがキューから削除されるのは、処理単位がコミットされた場合だけです。処理単位がバックアウトされると、メッセージが再度使用可能になります。値は次のとおりです。
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true または false。
デフォルト構成は false です。
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MQGMO_SYNCPOINT_IF_PERSISTENT
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メッセージが持続的である場合に、MQGET 呼び出しに同期点管理下でメッセージを強制的に取得させます。値は次のとおりです。
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true または false。
デフォルト構成は false です。
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MQGMO_COMPLETE_MSG
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MQGET の呼び出し時に完全な論理メッセージしか返せないことを指定します。論理メッセージが複数のセグメントに分割されている場合、キューマネージャーはそれらのセグメントを組み立て直し、完全な論理メッセージをアプリケーションに返します。論理メッセージがセグメントに分割されていたという事実は、アダプタにはわかりません。値は次のとおりです。
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true または false。
デフォルト構成は false です。
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MQGMO_WAIT
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キュー内でメッセージが使用可能になるまで MQ GET 呼び出しが待機する (ブロック/中断) ことを指定します。値は次のとおりです。
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true または false。
デフォルト構成は false です。
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waitInterval
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キュー内でメッセージが使用可能になるまで MQ GET 呼び出しが待機する時間 (ミリ秒) を指定します。このパラメータは「MQGMO_WAIT」と組み合わせて使用されます。「MQGMO_WAIT」が false に設定されると「waitInterval」は使用されません。
負の値は、待機が無期限に続くことを示します。
この値を負数に設定すると、ポーリングを行うアダプタは、待機間隔 MQWI_UNLIMITED で MQ GET 呼び出しを実行します。このタイプの取得呼び出しでは、アダプタは適切なメッセージが使用可能になるまで無期限にブロックします。(Application Server と連携している) Integration Server が、アダプタがまだブロックされている状態で停止や再起動を指示された場合、適切な MQ メッセージが使用可能になってアダプタのブロックが解除されるまで、Integration Server は処理を続行できません。
ポーリングを行わない方法でアダプタを使用する場合も、これと同じ制限が当てはまります。WebSphere MQ Adapter の OTD GMO 構造体は、setUnlimitedWait() という名前のメソッドを Java コラボレーションに公開していますが、これを使用すると、「waitInterval」が値 MQWI_UNLIMITED に設定されます。setUnlimitedWait() を使用した結果、後続の取得呼び出し時にアダプタが無期限にブロックした場合、そのアダプタのブロックが解除されるまで Integration Server は停止できません。
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キュー内でメッセージが使用可能になるまで MQ GET 呼び出しが待機する時間をミリ秒で示す数値。
デフォルト構成は 0 です。
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