通信アダプタ用 Java CAPS プロジェクトコンポーネントの構成

一般インバウンド設定

TCP/IP HL7 インバウンドアダプタの接続マッププロパティーの「一般インバウンド設定」セクションには、次の表に示す最上位パラメータが含まれています。

表 1–57 接続マップ - 一般インバウンド設定

名前 

説明 

必要な値 

最大データサイズ

プログラムの内部に格納できるデータの最大量を指定します。有効な範囲は、1 から 2G バイト (Java の整数の最大値) までです。

データの最大量を示す数値。有効な範囲は、1 から 2147483647 (バイト) までです。

デフォルト設定は 2147483647 です。

状態のスコープ

OTD ノードである State オブジェクトのスコープを定義します。このパラメータのオプションは、次のとおりです。 

  • リソースアダプタレベル: State のライフサイクルはリソースアダプタと同じになります。

  • 接続レベル: State のライフサイクルは接続と同じになります。

  • OTD レベル: State のライフサイクルは OTD オブジェクトと同じになります。

    このスコープは State のライフサイクルを表します。

次のいずれかを選択します。 

リソースアダプタレベル

接続レベル

OTD レベル

デフォルト設定は「リソースアダプタレベル」です。

専用セッションモード

サーバーの専用セッションモードが有効、無効のいずれであるかを指定します。サーバーの専用セッションモードが有効な場合、現在のクライアントの要求が接続先のサーバーポートを占有します。同じポートに対する次のクライアントの要求は、その前の要求が完了して接続を解放するまで、ブロックまたは拒否されます。 

true または false を選択します。true は、専用セッションモードが有効であることを示します。

デフォルト設定は false です。