コマンド接続タイムアウト
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FTP コマンド/制御接続ソケットのタイムアウトを設定できるようにします。通常、転送するファイルのサイズが大きくなるほど、この値を高くする必要があります。もちろん、ネットワーク接続の品質もこの設定に影響を与えます。
値の単位はミリ秒です。ゼロのタイムアウトは、タイムアウトが無限であると解釈されます。
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0 から 2147483647 までの整数。
デフォルト設定は 45000 です。
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データ接続タイムアウト
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FTP データ接続ソケットのタイムアウトを設定できるようにします。通常、低速または高負荷のネットワーク接続では、タイムアウトの設定を高くする必要があります。
値の単位はミリ秒です。ゼロのタイムアウトは、タイムアウトが無限であると解釈されます。
コマンド/制御接続ソケットのタイムアウトの設定方法については、パラメータ「コマンド接続タイムアウト」を参照してください。
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0 から 2147483647 までの整数。
デフォルト設定は 45000 です。
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ディレクトリリストスタイル
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リモートホストを表すシステムを指定します。このパラメータは、LIST コマンドがファイルリスト情報を返す際の形式を決定するために使用されます。「ディレクトリリストスタイル」の値には、User Defined1 - User Defined10 の値が含まれます。これらのユーザー定義プロパティーを使えば、ユーザー定義の FTP ヒューリスティック設定を複数個作成し、それらを BatchFTP アダプタのプロパティーから選択できるようにすることができます。
対応するヒューリスティック設定は、FtpHeuristics.cfg ファイル内の「User Defined」セクションの下に作成できます。ユーザー定義 FTP 発見的プロパティーの設定方法の詳細については、「FTP ヒューリスティック設定ファイルを変更するには」を参照してください。
注 –
このプロパティーは、「ユーザー定義のディレクトリリストスタイル」プロパティーに指定された任意の値によって上書きされます (「ユーザー定義のディレクトリリストスタイル」プロパティーを参照)。 「ディレクトリリストスタイル」プロパティーを有効にするには、「ユーザー定義のディレクトリリストスタイル」プロパティーの値を空白 (空) にする必要があります。
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次のいずれかの値。
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UNIX
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AS400
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AS400-UNIX
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HCLFTPD 6.0.1.3
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HCLFTPD 5.1
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HP NonStop/Tandem
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MPE
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MSFTPD 2.0
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MSP PDS (Fujitsu)
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MSP PS (Fujitsu)
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MVS GDG
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MVS PDS
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MVS Sequential
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Netware 4.11
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NT 3.5
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NT 4.0
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UNIX
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UNIX (EUC-JP
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UNIX (SJIS)
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User Defined
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User Defined (1-10)
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VM/ESA
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VMS
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VOS3 PDS (Hitachi)
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VOS3 PS (Hitachi)
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VOSK (Hitachi)
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「ユーザー定義のディレクトリリストスタイル」
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ユーザーによって作成され、Application Server 上に配置された FTP ヒューリスティック設定ファイル内で使用可能なユーザー定義ディレクトリリストスタイル (発見的) の名前を指定します。
このプロパティーは、「ディレクトリリストスタイル」および「ユーザー定義のヒューリスティック設定ファイル」プロパティーと連携して動作します。
ユーザー定義のディレクトリリストスタイルの使用方法の詳細については、「カスタムのヒューリスティック設定ファイルを作成するには」を参照してください
注 –
選択された「ユーザー定義のディレクトリリストスタイル」または「ユーザー定義のヒューリスティック設定ファイル」のパスが正しく定義されていないと、BatchFTP OTD から例外が生成されます。「ユーザー定義のディレクトリリストスタイル」を指定した場合、「ユーザー定義のヒューリスティック設定ファイル」プロパティーの対応する値も指定する必要があります。
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ユーザーによって提供されたヒューリスティック設定ファイル内に定義されているディレクトリリストスタイル (発見的) の名前を表すテキスト文字列値 (デフォルトは空白)。
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PASV の使用
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受動、能動のいずれかのモードに入るようにアダプタに指示できます。
通常、FTP サイトへの接続時にユーザーのコンピュータへのデータ接続を確立するのは、そのサイトです。ただし、一部の FTP サイトでは、受動転送、つまりユーザーのコンピュータによるデータ接続の確立が行えます。
デフォルトでは、受動モードが使用されます。このモードをサポートする FTP サイトとの間で転送を行う場合には、このモードを使用することをお勧めします。
受動モードが必要になる可能性のある場合は、次のとおりです。
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ネットワーク上のユーザーが、一部の種類のルーターベースファイアウォールの背後にいる場合
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ネットワークのユーザーが、受動転送を必要とするゲートウェイの背後にいる場合
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転送が不安定な場合
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ユーザー環境内のあちこちでデータチャネルエラーが発生する場合
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「はい」または「いいえ」を選択します。
デフォルト設定は「はい」です。
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モード
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FTP サーバーとの間のデータ転送に使用されるモードを指定します (Ascii、Binary、Ebcdic のいずれかのモードを使用)。
Ebcdic を選択する場合には、次の点を確認してください。
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Ascii、Binary、または Ebcdic を選択します。
デフォルト設定は「Binary」です。
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