通信アダプタ用 Java CAPS プロジェクトコンポーネントの構成

FTP raw コマンド (BatchFTP の接続マップ)

FTP raw コマンドとは、FTP サーバーに直接送信されるコマンドのことです。

BatchFTP の接続マッププロパティーの「FTP raw コマンド」セクションには、次の表に示す最上位パラメータが含まれています。

表 1–15 接続マップ - BatchFTP - FTP raw コマンド

名前 

説明 

必要な値 

転送後 raw コマンド

ファイル転送コマンドの直後に使用される FTP raw コマンドを指定します。たとえば、一部の SITE コマンドでは、次の例に示すように、; (セミコロン) を使って一連のコマンドを区切ります。


SITE RECFM=FB;SITE LRECL=50;SITE BLOCKSIZE=32750;SITE

    TRACKS;SITE PRI=5;SITE SEC=5

これらのコマンドは、指定された順に 1 つずつ送信されます。 


注 –

転送後 raw コマンドの組み合わせによっては、FTP サーバーで障害が発生した場合にデータが失われる可能性があります。たとえば、インバウンド転送後コマンドが「削除」の場合に転送後 raw コマンドが失敗すると、その削除されたファイルは復旧できません。


1 つ以上の有効な FTP raw コマンド。 


注 –

これらのコマンドは FTP サーバーに直接送信されるため、アダプタがそれらのコマンドを解釈することは一切ありません。


転送前 raw コマンド

ファイル転送コマンドの直前に使用される FTP raw コマンドを指定します。たとえば、一部の SITE コマンドでは、; (セミコロン) を使って一連のコマンドを区切ります。


SITE RECFM=FB;SITE LRECL=50;SITE BLOCKSIZE=32750;SITE

    TRACKS;SITE PRI=5;SITE SEC=5

これらのコマンドは、指定された順に 1 つずつ送信されます。 

1 つ以上の有効な FTP raw コマンド。 


注 –

これらのコマンドは FTP サーバーに直接送信されるため、アダプタがそれらのコマンドを解釈することは一切ありません。