通信アダプタ用 Java CAPS プロジェクトコンポーネントの構成

SFTP 設定 (BatchSFTP の接続マップ)

BatchSFTP の接続マッププロパティーの「SFTP 設定」セクションには、次の表に示す最上位パラメータが含まれています。

表 1–36 接続マップ - BatchSFTP - SFTP 設定

名前 

説明 

必要な値 

転送モード

転送の形式がバイナリコード、ASCII テキストのいずれであるかを指定します。 

「BINARY」または「ASCII」を選択します。

デフォルト設定は「Binary」です。

リモート EOL

リモートサーバーの行末を指定します。オプションは「CR」、「LF」、「CRLF」です。

CR」、「LF」、または「CRLF」を選択します。

「CRLF」がデフォルト設定になります。 

転送ブロックサイズ

ファイル転送時に使用されるブロックサイズを指定します。デフォルトを増やさないでください。リモートサーバーがデフォルトよりも大きなブロックサイズをサポートできない可能性があるからです。

ファイル転送時に使用されるブロックサイズを示す整数。 

デフォルト設定は 32768 です。

ローカル読み取りバッファーサイズ

ローカルファイルシステムからの読み取り時に使用されるバッファーのサイズ (バイト) を指定します。

ローカル読み取りバッファーのサイズ (バイト) を示す整数。値 -1 は、ローカルファイルの全体が一度に読み取られることを示します。

認証タイプ

クライアント認証タイプを指定します。オプションは次のとおりです。

  • PASSWORD

  • HOSTBASED

  • PUBLICKEY

    使用する認証タイプについては、ユーザー固有の SSH サーバーのマニュアルを参照してください。

PASSWORD」、「 HOST BASED」、または「PUBLICKEY」を選択します。

デフォルト設定は「PASSWORD」です。

ホスト鍵の検証を行うか

公開鍵の検証による SSH サーバーの認証が有効かどうかを指定します。

はい」または「いいえ」を選択します。「はい」を選択すると、公開鍵の検証による SSH サーバーの認証が有効になります。

デフォルト設定は「はい」です。

リモートディレクトリ

データの送受信場所となる、SSH サーバー (SFTP サブシステムを含む) 上のディレクトリ名 (パス) を指定します。このディレクトリのアクセス可能性は通常、ログインユーザーに依存します。値としては、リテラル、正規表現 (ソースの場合)、またはパターン名 (宛先の場合) を指定できます。

リモートディレクトリ名がパターン」プロパティーを参照してください。

リモートディレクトリ名。 

リモートディレクトリ名がパターン

次のように、リモートディレクトリ名がリテラルを表すのか、あるいは正規表現または名前パターンを表すのかを指定します。 

  • はい: ユーザーが入力する名前の値が名前パターンまたは正規表現とみなされることを示します。

  • いいえ: 入力される名前の値がリテラル、つまり正確に一致すべき対象であることを示します。パターンマッチングや名前の展開は実行されません。

    リモートディレクトリ」プロパティーを参照してください。

はい」または「いいえ」を選択します。

デフォルト設定は「いいえ」です。

リモートファイル

リモートサーバー上のファイルの名前を指定します。値としては、リテラル、正規表現 (受信時)、またはパターン名 (送信時) を指定できます。

リモートファイル名がパターン」プロパティーを参照してください。

リモートファイル。 

リモートファイル名がパターン

次のように、リモートファイル名がリテラルを表すのか、あるいは正規表現または名前パターンを表すのかを指定します。 

  • はい: ユーザーが入力する名前の値が名前パターンまたは正規表現とみなされることを示します。

  • いいえ: 入力される名前の値がリテラル、つまり正確に一致すべき対象であることを示します。パターンマッチングや名前の展開は実行されません。

    リモートファイル」プロパティーを参照してください。

はい」または「いいえ」を選択します。

デフォルト設定は「いいえ」です。

ローカルディレクトリ

リモートサーバー上のファイルを送受信するためのローカルディレクトリ名 (パス) を指定します。値としては、リテラル、正規表現 (ソースの場合)、またはパターン名 (宛先の場合) を指定できます。

ローカルディレクトリ名がパターン」プロパティーを参照してください。

ローカルディレクトリ。 

ローカルディレクトリ名がパターン

次のように、「ローカルディレクトリ名」プロパティーの意味を指定します。

  • はい: ユーザーが入力する名前の値が名前パターンまたは正規表現とみなされることを示します。

  • いいえ: 入力される名前の値がリテラル、つまり正確に一致すべき対象であることを示します。パターンマッチングや名前の展開は実行されません。

    ローカルディレクトリ」プロパティーを参照してください。

はい」または「いいえ」を選択します。

デフォルト設定は「いいえ」です。

ローカルファイル

リモートサーバー上で送受信されるローカルファイルを指定します。値としては、リテラル、正規表現 (受信時)、またはパターン名 (送信時) を指定できます。

ローカルファイル名がパターン」プロパティーを参照してください。

ローカルファイル。 

ローカルファイル名がパターン

次のように、ローカルファイル名がリテラルを表すのか、あるいは正規表現または名前パターンを表すのかを指定します。 

  • はい: ユーザーが入力する名前の値が名前パターンまたは正規表現とみなされることを示します。

  • いいえ: 入力される名前の値がリテラル、つまり正確に一致すべき対象であることを示します。パターンマッチングや名前の展開は実行されません。

    ローカルファイル」プロパティーを参照してください。

はい」または「いいえ」を選択します。

デフォルト設定は「いいえ」です。