通信アダプタ用 Java CAPS プロジェクトコンポーネントの構成

一般設定 (BatchLocalFile の接続マップ)

BatchLocalFile の接続マッププロパティーの「一般設定」セクションには、次の表に示す最上位パラメータが含まれています。

表 1–30 接続マップ - BatchLocalFile - 一般設定

名前 

説明 

必要な値 

読み取りの再開が有効

次のように、OTD が読み取りの再開機能を処理するかどうかを指定します。

  • はい: あとでコラボレーションルールを実行した際に現在のファイルからの読み取りを再開するのに必要なすべての状態情報を、OTD が格納できるようにします。

  • いいえ: ストリーミングコンシューマがファイルの最後まで読み取らなかった場合でも、そのファイルが「使用済み」とみなされることを示します。

はい」または「いいえ

デフォルト設定は「いいえ」です。


注 –

読み取りの再開を使用するには、「同期」を「はい」に設定する必要があります。


同期

旧バージョンのバッチアダプタプロジェクトだけに適用されます。バージョン 5.0.7 以前のバッチアダプタを使って作成されたプロジェクトを、そのアダプタの動作を変更しないでインポートおよび配備できるようにするための下位互換性を提供します。選択肢は次のとおりです。 

  • はい: 旧バージョン (5.0.8 より前のバッチアダプタ) のプロジェクトに対する下位互換性を提供します。アダプタが同期モードで実行され、コラボレーションのインスタンスが一度に 1 つずつ作成されます。

  • いいえ: 新しいバッチアダプタプロジェクト用。アダプタが並列モードで実行されます。コラボレーションのインスタンスが複数作成され、それらが同時に実行されます。


    注 –

    1 つのプロジェクト内で使用されるすべての OTD インスタンスで、このプロパティーが同じ値になるようにしてください。


はい」または「いいえ」。

デフォルト設定は「はい」ですが、この場合、バージョン 5.0.7 以前のバッチアダプタを使って作成されたプロジェクトがシミュレートされます。


注 –

シーケンス番号または読み取りの再開を使用するには、「同期」を「はい」に設定する必要があります。