通信アダプタ用 Java CAPS プロジェクトコンポーネントの構成

ターゲットの場所 (BatchLocalFile の接続マップ)

BatchLocalFile の接続マッププロパティーの「ターゲットの場所」セクションには、次の表に示す最上位パラメータが含まれています。

表 1–31 接続マップ - BatchLocalFile - ターゲットの場所

名前 

説明 

必要な値 

追加

既存ファイルにデータを上書きするか、あるいはデータを追加するかを指定します。このパラメータを使用するのは、アウトバウンドファイル転送の場合だけです。次のように適切な設定を選択します。

  • はい: ターゲットファイルがすでに存在している場合、その既存ファイルにデータが追加されます。

  • いいえ: アダプタはリモートシステム上の既存ファイルを上書きします。

    同じ名前のファイルが存在しない場合、「はい」、「いいえ」のいずれの場合も、外部ホスト上で新しいファイルが作成されます。

はい」または「いいえ」を選択します

デフォルト設定は「いいえ」です。

ターゲットディレクトリ名

ファイルの取得元または送信先となる、ローカルシステム上のディレクトリの名前 (パス) を指定します。値としては、リテラル、正規表現 (ソースの場合)、またはパターン名 (宛先の場合) を指定できます。

アウトバウンド転送 (宛先) の場合、ディレクトリがまだ存在していなければ、ディレクトリが作成されます。 


注 –

パス区切り文字については、バックスラッシュ「\」の代わりにスラッシュ「/」を使用してください。アダプタは、バックスラッシュを特殊文字として解釈します。たとえば、c:/temp/dir を使用します。


ターゲットディレクトリ名がパターン」プロパティーを参照してください。

ディレクトリ名。 

ターゲットディレクトリ名がパターン

次のように、ターゲットディレクトリ名がリテラルを表すのか、あるいは正規表現または名前パターンを表すのかを指定します。

  • はい: ユーザーが入力する名前の値が名前パターンまたは正規表現とみなされることを示します。

  • いいえ: 入力される名前の値がリテラル、つまり正確に一致すべき対象であることを示します。パターンマッチングや名前の展開は実行されません。

    ターゲットディレクトリ名」プロパティーを参照してください。

はい」または「いいえ」を選択します。

デフォルト設定は「はい」です。

ターゲットファイル名

取得または送信対象となる、ローカルシステム上のファイルの名前を指定します。値としては、リテラル、正規表現 (受信時)、またはパターン名 (送信時) を指定できます。

ターゲットディレクトリ名がパターン」プロパティーを参照してください。

ファイル名。 

ターゲットファイル名がパターン

次のように、ターゲットファイル名がリテラルを表すか、あるいは正規表現または名前パターンを表すかを指定します。

  • はい: ユーザーが入力する名前の値が名前パターンまたは正規表現とみなされることを示します。

  • いいえ: 入力される名前の値がリテラル、つまり正確に一致すべき対象であることを示します。

    ターゲットファイル名がパターン」プロパティーを参照してください。

はい」または「いいえ」を選択します。

デフォルト設定は「いいえ」です。