通信アダプタ用 Java CAPS プロジェクトコンポーネントの構成

一般設定 (BatchRecord の接続マップ)

BatchRecord の接続マッププロパティーの「一般設定」セクションには、次の表に示す最上位パラメータが含まれています。

表 1–10 接続マップ - BatchRecord - 一般設定

名前 

説明 

必要な値 

解析または作成モード

レコード処理 OTD に対するこのアダプタ接続の使用方法を指定します。このパラメータを次のように設定します。

  • 解析: インバウンドペイロードを解析するために OTD を使用する場合。

  • 作成: アウトバウンドペイロードを作成するために OTD を使用する場合。

    OTD の 1 つのインスタンスは、インバウンドペイロードの解析専用として使用するか、あるいはアウトバウンドペイロードの作成専用として使用することができます。同一コラボレーション内で単一の OTD を一度に両方の目的に使用することはできません。

作成」または「解析」を選択します。

デフォルト設定は「解析」です。

同期

旧バージョンのバッチアダプタプロジェクトだけに適用されます。バージョン 5.0.7 以前のバッチアダプタを使って作成されたプロジェクトを、そのアダプタの動作を変更しないでインポートおよび配備できるようにするための下位互換性を提供します。選択肢は次のとおりです。 

  • はい: 旧バージョン (5.0.8 より前のバッチアダプタ) のプロジェクトに対する下位互換性を提供します。アダプタが同期モードで実行され、コラボレーションのインスタンスが一度に 1 つずつ作成されます。

  • いいえ: 新しいバッチアダプタプロジェクト用。アダプタが並列モードで実行されます。コラボレーションのインスタンスが複数作成され、それらが同時に実行されます。


    注 –

    1 つのプロジェクト内で使用されるすべての OTD インスタンスで、このプロパティーが同じ値になるようにしてください。


はい」または「いいえ」を選択します。

デフォルト設定は「はい」ですが、この場合、バージョン 5.0.7 以前のバッチアダプタを使って作成されたプロジェクトがシミュレートされます。