通信アダプタ用 Java CAPS プロジェクトコンポーネントの構成

HTTPS アダプタの接続マッププロパティーの設定

HTTPS アダプタの接続マップは次のカテゴリから構成されています。

HTTPS アダプタの接続マッププロパティー

HTTPS アダプタのプロパティーには、外部システムが使用するパラメータが含まれます。

表 1–46 HTTP アダプタ — HTTP 設定

名前 

説明 

必要な値 

Cookie を許可 

サーバーから送信されてきた Cookie を格納したり、後続の要求受信時にその Cookie を送信したりできるようにするかどうかを指定します。Cookie を許可しないとセッションがサポートされません。 

true または false。デフォルトは true です。

受け付けタイプ 

サーバーへの要求送信時に含める、受け付けタイプヘッダーのデフォルトの値。

文字列。次に例を示します。 

text/html、text/plain、text/xml など。

デフォルトは「text/*」です。

HTTPS サーバーアダプタの接続マッププロパティー

HTTPS サーバーアダプタのプロパティーには、外部システムが使用するパラメータが含まれます。

表 1–47 HTTP サーバーアダプタ — HTTP サーバー外部設定

名前 

説明 

必要な値 

servlet-url 

HTTPS サーバーサーブレット URL の最後のパス要素を指定します。クライアントはこの URL 値を使ってサーバーにアクセスします。 

このプロパティー値は、HttpServerServlet などのサーブレット名である必要があります。有効なサーブレット URL の例として、http://localhost:18001/Deployment1_servlet_HttpServerServlet/HttpServerServlet が挙げられます。この場合、URL 値は次のようないくつかの要素から構成されています。

  • App Server: 現在の Application Server が稼働しているマシンの名前。

  • 18001: ポート番号 (ここでは Sun サーバーのポート番号)。

  • Deployment1_servlet_HttpServerServlet: 現在のプロジェクトの配備プロファイルの名前と _servlet_HttpServerServlet とを結合したもの。

  • HttpServerServlet: サーブレット名 (servlet_url プロパティーに相当)。


    注 –

    ポート番号は、Sun Enterprise Service Bus のプロパティーに基づいて設定してください。これはデフォルトで 18001 になっていますが、その値はユーザーが変更できます。Sun Enterprise Service Bus のプロパティーを設定するには、エンバイロメントエクスプローラを使用します。詳細については、『Enterprise Service Bus User’s Guide』を参照してください。


有効な URL。