いくつかの環境下で、このプロパティーを true、false のどちらに設定するかによって、さまざまな Java 例外が発生する可能性があります。ここでは、それらの例外の原因について説明します。
たとえば、URL に含まれるホスト名が localhost、サーバー証明書に含まれるホスト名が localhost.stc.com であるととします。このとき、次の条件が適用されます。
「ホスト名の検証」が false に設定されている場合:
要求された URL とサーバー証明書間のホスト名チェック機能が「無効」になります。
https://localhost:444 などの不完全なドメインホスト名を使用することも、https://localhost.stc.com:444 などの完全なドメインホスト名を使用することも可能であり、どちらの場合も正常な応答が得られます。
「ホスト名の検証」が true に設定されている場合:
要求された URL とサーバー証明書間のホスト名チェック機能が「有効」になります。
https://localhost:444 などの不完全なドメインホスト名を使用すると例外 java.io.IOException (HTTPS hostname wrong) が発生する可能性があります。
https://localhost.stc.com:444 などの完全なドメインホスト名を使用する必要があります。
Application Server が使用している Java SDK のバージョンと対応する Application Server プロパティー設定とが一致しないと、例外 java.lang.ClassCastException が発生する可能性があります。