接続マップからアクセスされる VSAM 構成パラメータの構成は、次のとおりです。
VSAM アウトバウンドアダプタプロパティーには、外部データベースが使用するアウトバウンドパラメータが含まれています。
表 1–28 アウトバウンドアダプタ — JDBC コネクタ設定
名前 |
説明 |
必要な値 |
---|---|---|
Description |
「VSAM Connection Pool Datasource」。 |
有効な文字列。 |
ClassName |
ConnectionPoolDataSource インタフェースの実装に使用される、JDBC ドライバ内の Java クラスを表示します。 |
有効なクラス名。 デフォルトは次のとおりです。 com.cac.jdbc.ConnectionPoolDataSource 注 – この値を変更しないでください。 |
VSAM データベースの作成時に、ロギングを有効にすることもしないこともできます。ロギングを無効にした場合は、非トランザクションモードを使用する必要があります。SQL 呼び出しの非トランザクション実行中はデータログが保持されないため、データベースサーバーの不測または予定外の停止が発生した場合にデータ回復を行うことはできません。
また、ロギングを無効にすると、BEGIN-Tran 文と END-Tran 文で囲まれたトランザクションも使用できなくなります。これは、XA (2 段階コミット) トランザクションでは非トランザクションモードを使用できないことを意味します。
次の表に示すアウトバウンド非トランザクションアダプタのプロパティーには、外部データベースが使用するパラメータが含まれています。
表 1–29 アウトバウンド VSAM 非トランザクションアダプタの接続マッププロパティー
名前 |
説明 |
必要な値 |
---|---|---|
Description |
データベースの説明を入力します。 |
有効な文字列。デフォルトは「VSAM non-Transactional Connection Pool Datasource」です。 |
ClassName |
非トランザクション ConnectionPoolDataSource インタフェースの実装に使用される、JDBC ドライバ内の Java クラスを指定します。 |
有効なクラス名。デフォルトは「com.cac.jdbc.ConnectionPoolDataSource」です |