コラボレーションに外部アプリケーションを接続すると、Netbeans IDE によって適切なアダプタがリンクに自動的に割り当てられます。各アダプタには、選択可能なアダプタ接続 (トランザクションサポートレベル) のリストが用意されています。
Sybase アダプタがサポートするトランザクションサポートレベルは、次のとおりです。
トランザクションサポートレベルの詳細については、次の節を参照してください。
このアウトバウンドアダプタプロパティーには、外部データベースが使用するアウトバウンドパラメータが含まれています。
表 1–25 アウトバウンドアダプタ — JDBC コネクタ設定
このアウトバウンド XA アダプタプロパティーには、外部データベースが使用するアウトバウンドパラメータが含まれています。
表 1–26 アウトバウンドアダプタ — JDBC コネクタ設定
名前 |
説明 |
必要な値 |
---|---|---|
データベースの説明。 |
有効な文字列。 |
|
ConnectionPoolDataSource インタフェースの実装に使用される、JDBC ドライバ内の Java クラスを表示します。 |
有効なクラス名。 デフォルトは次のとおりです。 com.SeeBeyond.jdbcx.sybase.sybaseDataSource. 注 – この値を変更しないでください。 |
アウトバウンド Sybase 非トランザクションアダプタプロパティーには、外部データベースが使用するアウトバウンドパラメータが含まれています。
表 1–27 アウトバウンドアダプタ — JDBC コネクタ設定
名前 |
説明 |
必要な値 |
---|---|---|
データベースの説明。 |
有効な文字列。 |
|
ConnectionPoolDataSource インタフェースの実装に使用される、JDBC ドライバ内の Java クラスを表示します。 |
有効なクラス名。 デフォルトは次のとおりです。 com.SeeBeyond.jdbcx.sybase.sybaseDataSource. 注 – この値を変更しないでください。 |
Java CAPS 5.1.X で使用されるトランザクションサポートレベルの種類は、Java CAPS 6.0 で使用されるサポートレベルとは異なる可能性があります。Java CAPS 5.1.X バージョンからインポートされたプロジェクトは以前とは異なる結果を表示する可能性がありますが、そうなるかどうかは、5.1.X の Java コラボレーション定義 (JCD) が複数の処理 (挿入/更新/削除) を含んでいたかどうかによります。この影響を受けるのは、XA 以外のトランザクションだけです。XA トランザクションを使用する場合は、この節を読み飛ばしてかまいません。
5.1.X で、テーブルに新規レコードを 5 件挿入します。最後のレコードの挿入に失敗した場合 (重複するキーが存在した場合など)、それまでのレコードはすべて挿入済みになっています。これは、NoTransaction サポートの動作です。
6.0 で、テーブルに新規レコードを 5 件挿入します。いずれかのレコードの挿入に失敗した場合 (重複するキーが存在した場合など)、ほかの 4 件のレコードは挿入されません。これは、LocalTransaction の動作です。
5.1.X バージョンと同じ結果を実現するには、次のいずれかの方法を選択できます。
接続マップで、データベース外部アプリケーションへのリンクを削除したあと、そのリンクを接続し直して「NoTransaction」を選択します。
「環境」の下で、データベース外部システムの「NoTransaction」プロパティーを入力します。
プロジェクトを再構築します。
次の図は、5.1.3 と 6.0 の間、5.0.5 と 6.0 の間でそれぞれどのトランザクションサポートレベルが変更されたのかを示したものです。ICAN version 5.0.5 および Java CAPS 6.0 から移行する場合、変更はありません。
前述のシナリオで、LocalTransaction 用の 6.0 動作が必要な場合には、アダプタ接続を「アウトバウンド Sybase 非トランザクションアダプタ (NoTransaction)」に設定してください。
構成プロパティーウィンドウが開き、アダプタのデフォルトプロパティーが表示されます。