ビジネスプロセスのモデリング要素から、カスタムのログおよびアラートエントリを開始できます。あとで、これらのエントリを Enterprise Manager のビジネスプロセスのログページおよびアラートページに表示できます。
Java CAPS では、ビジネスプロセスの要素からアラートエントリを開始できます。定義できるアラートの種類には、重要度の高いものから、重度、中度、軽度、警告、および情報があります。アラートノードはブール値のデータ型を取りますが、マッピングを定義するときにデータ型が自動的に変換されるように指定できます。
アラートエントリを追加する要素を含むビジネスプロセスを開きます。
ビジネスプロセスデザイナで、要素を選択します。
「ビジネスプロセスデザイナ」ツールバーで、「プロパティーシート」をクリックします。
要素のプロパティーが、ビジネスプロセスの右に表示されます。
「アラートのプロパティー」フィールドをクリックし、省略記号 (...) をクリックします。
「アラートの指定」ダイアログボックスが表示されます。
使用可能な方法を使用して、アラートを定義します。
アラートの定義を完了したら、「了解」をクリックします。
Java CAPS では、ビジネスプロセスの要素からログエントリを開始できます。致命的、エラー、警告、情報、デバッグのいずれかの log4j ログレベルを指定できます。Enterprise Manager でログエントリを表示すると、これらのログレベルは対応する JDK ログレベルに変換されます。表 2は、重要度の高いものからログレベルのマッピングを示しています。
表 2 log4j から Java へのログレベルのマッピング
ロガーレベルノードはブール値のデータ型を取りますが、マッピングを定義するときにデータ型が自動的に変換されるように指定できます。