Java CAPS ビジネスプロセスの構成

モデリング要素へのロガーメッセージの追加

Java CAPS では、ビジネスプロセスの要素からログエントリを開始できます。致命的、エラー、警告、情報、デバッグのいずれかの log4j ログレベルを指定できます。Enterprise Manager でログエントリを表示すると、これらのログレベルは対応する JDK ログレベルに変換されます。表 2は、重要度の高いものからログレベルのマッピングを示しています。

表 2 log4j から Java へのログレベルのマッピング

log4j ログレベル

JDK ログレベル

致命的

SEVERE

エラー

SEVERE

警告

WARNING

情報

INFO

デバッグ

FINE

ロガーレベルノードはブール値のデータ型を取りますが、マッピングを定義するときにデータ型が自動的に変換されるように指定できます。

Procedureモデリング要素にロガーメッセージを追加するには

  1. ロガーエントリを追加する要素を含むビジネスプロセスを開きます。

  2. ビジネスプロセスデザイナで、要素を選択します。

  3. 「ビジネスプロセスデザイナ」ツールバーで、「プロパティーシート」をクリックします。

    要素のプロパティーが、ビジネスプロセスの右に表示されます。

  4. 「ログのプロパティー」フィールドをクリックし、省略記号 (...) をクリックします。

    「ログメッセージの指定」ダイアログボックスが表示されます。

  5. 使用可能な方法を使用して、ログメッセージを定義します。

  6. ログメッセージの定義を完了したら、「了解」をクリックします。