Java CAPS ビジネスプロセスの構成

ビジネスプロセスのプロパティーと要素のプロパティーの概要

ビジネスプロセスは 2 つのレベルでプロパティーを定義できます。ビジネスプロセスのプロパティーによって、ビジネスプロセス全体の設定が定義されます。モデリング要素のプロパティーによって、ビジネスプロセス内の特定の要素の設定が定義されます。ビジネスプロセスとモデリング要素の両方の特定のプロパティーは、ビジネスプロセスを作成すると自動的に定義されます。

ビジネスプロセスのプロパティー

ビジネスプロセスには、ビジネスプロセスモデルのコンポーネントや属性を設定できる一連のプロパティーがあります。これらのプロパティーを使用すると、ビジネスプロセス属性をすばやく作成したり削除したりできます。BPM は、この情報を使用して、適切なビジネスプロセス属性や、ビジネスルールデザイナで使用する入力および出力構造を自動的に作成します。「ビジネスプロセスのプロパティー」ウィンドウから、次の種類のプロパティーを編集できます。

モデリング要素のプロパティー

ビジネスプロセス内のほとんどのモデリング要素には、その要素のプロパティーシートから変更できる一連のプロパティーがあります。アクティビティーのパートナーの指定、トランザクションサポートの定義、相関セットのアクティビティーへのバインド、例外の定義、アラートおよびログメッセージの作成、ポートタイプおよびパートナーの指定などを行うことができます。これらのプロパティーシートは、「ビジネスプロセスデザイナ」ツールバーにある「プロパティーシートの表示」ツールを介してアクセスされ、プロパティーは「ビジネスプロセスデザイナ」内のビジネスプロセスの右に表示されます。