通信アダプタ用 OTD の開発

BatchSCP OTD

セキュリティー保護されたバッチ SCP OTD (BatchSCP) は、Secure Shell (SSH) をベースとなるプロトコルとしながら Secure Copy Protocol を使用して、セキュリティー保護されたデータ転送を提供します。SCP は RCP (遠隔コピー) に似ていますが、RSH (リモートシェル) ではなく Secure Shell (SSH) 上でファイルがコピーされる点が異なります。ファイルが SCP を使用してコピーされると、データは転送中に暗号化されます。

外部 FTP サーバー、SSH サーバーなどの設定については、アプリケーションのマニュアルを参照してください。

BatchSCP OTD の構造

BatchSCP OTD には、ClientConfiguration という 2 つの上位レベルノードが含まれます (次の図を参照)。これらのノードを展開すると、サブノードが表示されます。

図 1–9 BatchSCP OTD の構造

BatchSCP OTD の構造

BatchSCP OTD のノードの機能

次のリストは、BatchSCP OTD の各ノードについて、主要機能などを説明しています。

BatchSCP: OTD のルートノードを表します。

Configuration ノード

Configuration ノードの下にある BatchSCP のサブノードは、BatchSCP アダプタの接続マップ設定パラメータおよび環境設定パラメータに対応します (次の図を参照)。

BatchSCP の Client ノード

BatchSCP OTD の Client ノードには、次のメソッドが含まれます。