BatchInbound 入力 (トリガー) ファイルアダプタは、入力ファイルをポーリングし、ファイルの名前を GUID プレフィックスで変更して、ビジネスプロセスまたはコラボレーションをトリガーします。
バッチアダプタの BatchInbound OTD は、入力ディレクトリでインバウンドターゲットファイルを定期的にポーリングする点で、インバウンドのファイルアダプタと同様に機能します。ただし、ファイルアダプタと異なり、BatchInbound アダプタによって該当する名前のファイルが受信されると、ターゲットファイルの名前は GUID.original_filename のパターンに変更されます。これは、ファイルの上書きを防ぎ、送信を 1 回のみにすることを目的としています。GUID (Globally Unique Identifier) は、128 ビットの値を表す、一意のフォーマットされた文字列を提供します。
BatchInbound OTD は、ファイルを読み取りません。ビジネスプロセスまたはコラボレーションをトリガーするファイルの名前を提供するようにファイルの名前を変更します。
BatchInbound OTD には、BatchAppconnMessage という 1 つの上位レベルノードが含まれ、そこには PathDirName、OriginalFileName、および GUIDFileName という 3 つのフィールドが含まれます (次の図を参照)。これらのノードは、外部入力ディレクトリ、元のファイル名、および GUID ファイル名を提供します。