次の条件が満たされているか確認します。
パートナーシップを作成するクラスタが稼動中である。
そのクラスタとパートナークラスタ上で、geoadm start コマンドが実行されている。geoadm start コマンドの使用方法については、「Sun Cluster Geographic Edition インフラストラクチャーの有効化」を参照してください。
パートナークラスタのクラスタ名がわかっている。
ローカルホストファイルにパートナークラスタのホスト情報が定義されている。ローカルクラスタから名前によってパートナークラスタに到達する方法がわかっている必要があります。
クラスタノード上にインストールするクラスタノード上でスーパーユーザーになります。
公開鍵をリモートクラスタからローカルクラスタにインポートします。
ローカルクラスタの 1 つのノードで次のコマンドを実行し、リモートクラスタからローカルクラスタの 1 つのノードに鍵をインポートします。
# geops add-trust -c remotecluster |
パートナーシップの形成に使用するクラスタの論理ホスト名を指定します。この論理ホスト名は Sun Cluster Geographic Edition ソフトウェアによって使用され、リモートパートナークラスタ名にマップされます。たとえば、リモートパートナークラスタ名は次のようになります。
cluster-paris
このオプションと add-trust または remote-trust サブコマンドを使用すると、リモートクラスタ上の公開鍵が格納される別名が指定されます。リモートクラスタ上の証明書の別名は、次のパターンにします。
remotecluster.certificate[0-9]*
リモートクラスタに属する鍵の別名は、このパターンに一致するようにしてください。
geops コマンドについては、geops(1M) のマニュアルページを参照してください。
以上の手順を、リモートパートナークラスタのノードで繰り返します。
# geops verify-trust -c remotecluster |
パートナーシップを構成し、パートナーシップに参加します。詳細は、『Sun Cluster Geographic Edition のシステム管理』の「パートナーシップに参加する方法」を参照してください。
2 つのクラスタ間のパートナーシップを削除する場合は、『Sun Cluster Geographic Edition のシステム管理』の「2 つのクラスタ間の信頼を削除する」を参照してください。