Component Manager のコマンド行インタフェースの使用 (Windows の場合)

Windows オペレーティングシステムで使用する Component Manager のコマンド行は、Linux および Solaris オペレーティングシステムで使用可能な無人モードと同じ機能を提供します。コマンド行でオプションとアクションを Component Manager に渡すときは、次の表記規則に従います。

sunssmcompmgr.exe [/h /v /s] [/r dir] [/d dir] [/l log] [ACTION]

次の表に、オプションとアクションの機能を示します。

オプションとアクション	機能
`/h`	Component Manager の使用に関するヘルプを表示します。
`/v`	Component Manager のバージョン情報を表示します。
`/d` `directory`	コンポーネントパッケージのカスタムディレクトリを指定します。デフォルトのオプションでは、現在のディレクトリでコンポーネントパッケージを検索します。
/l `log`	ログ用のカスタムファイルを指定します。
`/s`	コンポーネントのインストールおよびアンインストール中のサービスの操作 (起動、再起動、または停止) を無効にします。
`/C`	インストール済みのコンポーネントと使用可能なコンポーネントの両方に関する情報を表示します。
`/D`	インストール済みのコンポーネントと使用可能なコンポーネントの両方に関する詳細情報を表示します。
`/I` `COMPONENT1 COMPONENT2`	コンポーネントをインストールします。コンポーネント名は空白文字で区切られます。コンポーネントのリストとして「ALL」が指定されている場合、使用可能なすべてのコンポーネントがインストールされます。
`/U` `COMPONENT1 COMPONENT2`	コンポーネントをアンインストールします。コンポーネント名は空白文字で区切られます。コンポーネントのリストとして「ALL」が指定されている場合、使用可能なすべてのコンポーネントがアンインストールされます。

/I オプションを使用してインストールするコンポーネントを一覧表示する場合、または /U オプションを指定してアンインストールするコンポーネントを一覧表示する場合は、コンポーネント名を空白文字で区切る必要があります。コンポーネント名は、/C または /D オプションを使用すると表示されます。


Sun Server Hardware Management Pack 2.0 ユーザーズガイド