サーバーマネージャーは、Web ベースのユーザーインタフェースで、これを使用して、Sun Java System Web Proxy Server の各インスタンスを起動、停止、および設定します。
サーバーマネージャーの設定は、特定のタスクに対応するタブを使用して管理できます。次の表は、サーバーマネージャーのタブと、各タブの使用目的についての簡単な説明を示しています。
「Preferences」: サーバーの起動と停止、サーバー設定の表示、設定情報の復元、システムの詳細設定、Proxy Server のパフォーマンスの調整、待機ソケットの追加と編集、MIME タイプの管理、アクセス制御の管理、ACL および DNS キャッシュの設定、DNS ローカルサブドメインの管理、HTTP キープアライブの設定、暗号化方式のサイズの設定
「Routing」: プロキシの有効化と無効化、ルーティングの詳細設定、クライアント資格の転送、Java IP アドレスチェックの有効化、自動設定ファイルの作成と編集、接続モードの設定、デフォルトの FTP 転送モードの変更、SOCKS ネームサーバーの IP アドレス設定、HTTP 要求のロードバランスの設定
「Caching」: キャッシュの詳細の設定、キャッシュパーティションの追加および変更、既存パーティション間でのセクションの移動、キャッシュ容量の設定、ガベージコレクションモードの設定、キャッシュの調整、ガベージコレクションのスケジュール、ガベージコレクション設定の調整、特定リソースに対するキャッシュの設定、ローカルホストのキャッシュの有効化、ファイルキャッシュ設定の変更、キャッシュのバッチ更新の設定、記録されたキャッシュ済み URL に関する情報の表示、隣接 ICP でのプロキシの設定、プロキシ配列メンバーリストの作成および更新、プロキシ配列メンバーの設定、PAT ファイル内の情報の表示
「Filters」: フィルタファイルの作成、コンテンツ URL のリライトの設定、user-agent 制限および要求のブロック処理の設定、送信されるヘッダーの抑止、MIME フィルタと HTML タグフィルタの設定、オンデマンドでのコンテンツの圧縮
「Server Status」: ログファイルの表示、ログのアーカイブ、ログの詳細設定、レポートの生成、現在のアクティビティーの監視、SNMP サブエージェントの設定および制御
「Security」: 新しい信頼データベースの作成、VeriSign などの証明書の要求およびインストール、鍵ペアファイルパスワードの変更、インストール済み証明書の表示および管理、証明書失効リスト (CRL) と危殆化鍵リスト (CKL) の追加および置換、CRL と CKL の管理、3.x 証明書の移行
また、表示しているタブやページに関わらず、次のボタンも表示されます。
「Version」 - Sun Java System Web Proxy Server のバージョン情報を表示します
「Refresh」 - 現在のページを最新の情報に更新します
「Help」 - 現在のページに対するオンラインヘルプを表示します
「Refresh」ボタンの下に「Restart Required」リンクが表示されることがあります。このリンクは、サーバーに再起動が必要となる変更が行われたことを示します。変更を適用するには、リンクをクリックし、目的のアクションを指定します。
サーバーマネージャーの使用については、このマニュアルに記載されている関連タスクを参照してください。サーバーマネージャーのタブやページのオンラインヘルプも参照してください。
「管理サーバーの概要」の説明に従って、管理サーバーにアクセスします。
管理サーバーが「Server」タブに表示されます。
「Manage Servers」ページで、管理するサーバーインスタンスのリンクをクリックします。
サーバーマネージャーのユーザーインタフェースが表示されます。