4.0.15 の諸機能および拡張機能

表 1 に示されている多数のバグの修正に加えて、iPlanet Web Proxy Server の 4.0.15 リリースは、顧客の要求に対処するための次のいくつかの拡張機能を提供します。

• 時間間隔を使用することで、特定のクライアントから受け取った要求についてディレクティブの実行を制限できるように、<Client> タグに日付/時刻パラメータが追加されました。詳細については、「<Client> タグの日付/時刻パラメータに関する情報」を参照してください。

• 特定の JavaScript 変数で JavaScript 変数書き換えを抑制するための disable-javascript-rewrite パラメータが、um-define-junction SAF に追加されました。詳細については、「um-define-junction SAF の disable-javascript-rewrite パラメータに関する情報」を参照してください。

• obj.conf へのほかのファイルのインクルードをサポートするための <Include> タグが、obj.conf ファイルの構文に追加されました。詳細については、「obj.conf ファイルの <Include> タグに関する情報」を参照してください

• IPv6、IPv4 のどちらのアドレスを先に検索するかを制御するための lookup-ipv6-first パラメータが、dns-config SAF に追加されました。詳細については、「dns-config SAFの lookup-ipv6-first パラメータに関する情報」を参照してください

• オフラインとしてマークされたゲートウェイの健全性を Proxy Server が検査する頻度を設定するための RouteOfflineCheckInterval ディレクティブが、magnus.conf ファイルに追加されました。詳細については、「magnus.conf ファイルの新しいディレクティブに関する情報」を参照してください。

• status-code および status-desc パラメータが send-error SAF に追加されました。詳細については、「send-error SAF の status-code および status-desc パラメータに関する情報」を参照してください

• iPlanet Web Proxy Server でサポートされる NSS のバージョンが 3.12.6 に更新され、NSPR のバージョンが 4.8.4 に更新されました。

• 管理 GUI に「Enter ACL List Cache Size」フィールドが追加され、この値のインタラクティブな指定がサポートされました。

• Proxy Server を再起動しないで監視対象の値をリセットするための「Reset Status」ボタンが、管理 GUI の「Proxy-instance」⇒「Server Status」⇒「Monitor Current Activity」ページに追加されました。

• 次に示すマニュアルの問題に対処するために、「4.0.14 のマニュアルに対する修正と更新」の節が更新されました。

  問題 ID	説明
  6294290	Proxy 4: admin.conf に関するドキュメントがありません
  6962675	Proxy 4 ドキュメント RFE - regexp-redirect 関数についての記述を WPS ドキュメント/マニュアルに多少追加する必要があります。
  6965246	DOCS: WPS4.0.14 で、http-client-config 関数に新しいパラメータが導入されています
  6968536	send-error に追加された新しいパラメータ (「status-desc」および「status-code」) のドキュメント化を行います
  6968573	magnus.conf の新しいパラメータ「RouteOfflineCheckInterval」のドキュメント化を行います
  6968574	<Client> タグに追加された新しいパラメータのドキュメント化を行います (バグ # 6942431)
  6969302	obj.conf の新機能であるインクルードファイル機能のドキュメント化を行います (バグ # 6946566)