Sun Blade Storage Module M2 設置ガイド

 

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Sun Blade Storage Module M2 の概要

このドキュメントで使用される用語

ストレージモジュールの機能

ストレージモジュールのコンポーネント

ブレードシャーシ内でのストレージモジュールの運用

システム要件

ストレージモジュールのハードウェアの互換性

ストレージモジュールのソフトウェアの互換性

ストレージモジュールのシャーシへのインストール

ストレージモジュールのインストール方法

ストレージモジュールのインジケータ

ストレージモジュールのフロントパネルの LED

ストレージの割り当てと管理

ストレージのホストへの割り当ての概要

ストレージ管理オプションの概要

索引

ストレージのホストへの割り当ての概要

シャーシ内のサーバーモジュールが Sun Blade Storage Module M2 を認識できるようにするには、シャーシ監視モジュール (Chassis Monitoring Module、CMM) の Integrated Lights Out Manager (ILOM) にログインし、ストレージモジュールの SAS–2 ゾーン機能を構成する必要があります。これにより、ストレージモジュール内のディスクを特定のホストに割り当てることができるようになります。


注 - ストレージをホストに割り当てる方法の詳細は、『Sun Blade Storage Module M2 管理ガイド』を参照してください。


ストレージを割り当てる基本的な手順は次のとおりです。

  1. ストレージモジュール SAS-2 NEM と、ストレージモジュールのリソースを使用する SAS-2 REM のサーバーモジュールをシャーシに接続し、電源を投入します。


    注 - シャーシに接続されておらず、電源が投入されていない SAS-2 コンポーネントは CMM によって認識されないため、SAS-2 ドメインでの構成に使用できません。


  2. 使用しているバージョンの CMM ILOM ファームウェアで Sun Blade Storage Module M2 のストレージのゾーン作成がサポートされていることを確認します (「ストレージモジュールのハードウェアの互換性」を参照)。

  3. ブラウザまたはコマンド行を使用して、CMM ILOM にログインします。管理者権限を持つユーザーアカウントを使用してください。

  4. 「CMM Storage」タブの下にある Sun Blade Zone Manger を実行します。

  5. ストレージモジュールのストレージをシャーシ内のホストサーバーモジュールに割り当てます。


    注 - このドキュメントのリリース時点では、2 つのサーバーモジュールが同じディスクを共有 (クラスタ環境などのように) することはできません。更新情報については、『Sun Blade Storage Module M2 ご使用にあたって』の「サポートされているファームウェア、ハードウェア、およびソフトウェア」を確認してください。


  6. ゾーン構成を保存します。

SAS–2 ゾーン機能を構成すると、ホストサーバーモジュールが、そのモジュールに割り当てられているストレージのボリュームにアクセスし、構成を行うことができるようになります。詳細は、「ストレージ管理オプションの概要」を参照してください。