Sun Storage 6Gb SAS REM BIOS のトポロジのメニューにストレージモジュールドライブが表示されない場合がある (6951183)

Sun Storage 6Gb SAS REM HBA (SGX-SAS6-REM-Z) BIOS では、Sun Blade X6270 M2 サーバーモジュールに割り当てられたすべてのドライブを Sun Storage 6Gb SAS REM HBA BIOS ユーティリティーの「SAS Topology」メニューに表示しようとしても、表示できない場合があります。さらに、Sun Storage 6Gb SAS REM HBA BIOS ユーティリティーを呼び出すたびにデバイスのリストが変更されることがあります。

この問題があるため、Sun Blade Storage Module M2 ドライブは、この構成 (ストレージモジュールに接続する Sun Storage 6Gb SAS REM HBA を搭載した Sun Blade X6270 M2 サーバーモジュール) では OS ブートドライブとして使用することが できません。ただし、Sun Blade X6270 M2 の内部接続ドライブはこの問題を引き起こさないため、ブートドライブとして使用することができます。

回避方法

使用しているブートドライブがサーバーモジュールの内蔵ドライブであることを確認するには、次の手順に従います。

1. CMM ILOM にログインして (「Storage」タブ下にある) Sun Blade Zone Manager を実行し、『Sun Blade Storage Module M2 管理ガイド』で説明されているように、Sun Blade X6270 M2 サーバーに割り当てられたすべての Sun ストレージモジュール M2 ドライブの割り当てを解除します。

   これにより、このプロセスの次の手順で、内部接続されたサーバーモジュールドライブを容易に特定できるようになります。

2. Sun Storage 6Gb SAS REM HBA BIOS ユーティリティーを使用して、Sun Blade X6270 M2 サーバーモジュールの内部接続されたハードディスクドライブを起動デバイスとして割り当てます。

   『Sun Storage 6Gb SAS REM HBA Installation Guide』の説明に従い、ドライブ上に RAID ボリュームを作成します。

3. サポートされている OS を Sun Blade X6270 M2 サーバーモジュールの内蔵ドライブにインストールします。

4. CMM ILOM の Sun Blade Zone Manager に戻り、『Sun Blade Storage Module M2 管理ガイド』で説明されているように、以前 Sun Blade X6270 M2 サーバーモジュールに割り当てられていた Sun ストレージモジュール M2 ドライブを再び割り当てます。

5. 『Sun Storage 6Gb SAS REM HBA Installation Guide』で説明されているように、Sun Storage 6Gb SAS REM HBA OS ツールを使用して RAID 割り当てを作成します。