Sun Blade Storage Module M2 ご使用にあたっての概要
サポートされているファームウェア、ハードウェア、およびソフトウェア
Integrated Lights Out Manager (ILOM)
Solaris オペレーティングシステムの現時点での注意事項
リスト内の最初の 8 台のデバイスから SLES 11 の起動デバイスを選択する (6957569)
ストレージモジュールをシャーシから取り外しても、ストレージモジュールデバイスが RHEL 5.4 または OEL 5.4 にまだ一覧表示される場合がある (6959945)
Oracle Enterprise Linux または Red Hat Enterprise Linux を、Sun Storage 6Gb SAS REM RAID HBA (SGX-SAS6-R-REM-Z) を搭載した Sun Blade X6270 M2 サーバーモジュールから起動する際には、特別な操作が必要になります。
注 - ストレージモジュールに接続する Sun Storage 6Gb SAS REM HBA (SGX-SAS6-REM-Z) を搭載した Sun Blade X6270 M2 サーバーモジュールを使用している場合は、ストレージモジュール上のドライブをサーバーのブートドライブとして設定しないでください。代わりに、内部接続された Sun Blade X6270 M2 サーバーモジュールドライブをブートドライブとして設定できます。
ドライブがストレージモジュール上にあっても Sun Blade X6270 M2 サーバーモジュール上にあっても、OS にドライブの場所を通知する必要があります。
ドライブがストレージモジュール上にある場合は、ドライブを RAID ボリュームに割り当てる必要があります。
次の回避方法を使用します。
次の手順に従い、Oracle Enterprise Linux または Red Hat Enterprise Linux のいずれかを実行する Sun Storage 6Gb SAS REM RAID HBA を搭載した Sun Blade X6270 M2 サーバーモジュールのブートドライブを作成します。
システムを起動します。
ブートプロセスの間に、Ctrl-H キーを使用して REM の WebBIOS 構成ユーティリティーに入ります。
ブートドライブの論理ボリュームを作成します。
REM ユーティリティーを使用してボリュームを作成すると、REM ファームウェアがマルチパス制御などのボリューム管理を行います。ボリュームを保存したら、システムを再起動します。
起動中に Ctrl-H キーを使用して WebBIOS にふたたび入ります。
WebBIOS のメイン画面で、「Virtual Drives」を選択します。
ブートドライブとして機能させる仮想ドライブで、「Set Boot Drive」オプションが選択されていることを確認します。
このオプションが選択されていない場合、「Set_Boot Drive (current=none)」オプションが表示されます。「Set Boot Drive」オプションを選択してオプションを有効にし、「Go」をクリックします。
WebBIOS のメイン画面に戻り、「Controller Properties」をクリックします。
最初のプロパティ画面で「Next」をクリックします。
2 番目の「Controller Properties」画面で、「Controller BIOS」フィールドが「Enabled」になっていることを確認します。
設定されていない場合は、「Enabled」を設定して「Submit」ボタンをクリックします。
ユーティリティーを保存して終了し、システムを再起動します。
REM を使用して作成したブート可能な論理ボリューム上に Linux をインストールします。
詳細は、REM および Linux のドキュメントを参照してください。