ftrace コマンドは、最後の例外割り込み時に実行されていた Forth ワード処理を表示します。次に ftrace の例を示します。
ok : test1 1 ! ; ok : test2 1 test1 ; ok test2 Memory address not aligned ok ftrace ! Called from test1 at ffeacc5c test1 Called from test2 at ffeacc6a (ffe8b574) Called from (interpret at ffe8b6f8 execute Called from catch at ffe8a8ba ffefeff0 0 ffefebdc catch Called from (fload) at ffe8ced8 0 (fload) Called from interact at ffe8cf74 execute Called from catch at ffe8a8ba ffefefd4 0 ffefebdc catch Called from (quit at ffe8cf98 |
上の例では、test2 が test1 を呼び出し、test1 は境界に合わないアドレスに値を格納しようとします。その結果、Memory address not aligned という例外が発生します。
ftrace の出力の 1 行目は、例外を発生させた最後のコマンドを示しています。2 行目以降は、その後のコマンドが呼び出されようとしていたメモリーアドレスを示しています。
最後の数行は、通常どの ftrace の出力とも同じですが、これは、それが Forth インタプリタが入力ストリームからワードを解釈するときに有効な呼び出し処理であるからです。