障害 : システムの画面がブランクになり、出力をまったく表示しない。
この問題の考えられる原因を次に示します。
ハードウェアに障害がある。
システムのマニュアルを参照してください。
キーボードが接続されていない。
キーボードを接続してない場合は、出力は代わりに TTYA に送られます。この問題を解決するには、システムの電源を落とし、キーボードを接続し、再び電源を投入します。
モニターに電源が入らないか、接続されていない。
モニターの電源ケーブルを点検してください。モニターケーブルがシステムフレームバッファーに接続されていることを確認します。その後で、モニターに電源を入れます。
output-device が TTYA または TTYB に設定されている。
これは、NVRAM 変数 output-device が、screen にでなく、ttya または ttyb に設定されているということです。次のいずれかの処置を行います。
システムの電源を落とします。次に再び電源を投入し、ただちに Stop-N を押します。これで、すべての NVRAM 変数がそれぞれのデフォルト値に設定されます。その結果、output-device 変数が screenに設定されます。以前のほかのデフォルト以外の設定もすべてデフォルト値に戻されるので注意が必要です。それらは必要に応じて復元する必要があります。
端末を TTYA に接続し、システムをリセットします。端末に ok プロンプトが表示されたら、出力をフレームバッファーに送るように screen output と入力します。必要な場合は、setenv を使用してデフォルトのディスプレイデバイスを変更してください。
システムに複数のフレームバッファーがある。
システムに複数の追加型フレームバッファーがある場合、または組み込みフレームバッファーが 1 つと、追加型が 1 つまたはそれ以上ある場合は、誤ったフレームバッファーがコンソルデバイスとして使用されることもあり得ます。「コンソールを特定のモニターに設定する」 を参照してください。