Solaris デバイスドライバ : |
cnft |
デバイスタイプ : |
ネットワーク (Ethernet) |
アダプタ : |
|
バスタイプ : |
PCI |
これは、Compaq Computer Corporation の開発したサードパーティ製ドライバです。このドライバに関するサポートおよびアップデート情報については、Compaq の Web サイト、http://www.compaq.com を参照してください。
10BASE-T UTP、10/100BASE-TX UTP、100BASE-FX、100VG-AnyLAN UTP モジュールをそれぞれ NetFlex-3 PCI コントローラベースユニットに差し込みます。Netelligent と Dual Port コントローラでは、この作業は必要ありません。
NetFlex-3/P コントローラ
o IRQ レベル : |
2(9), 3, 4, 5, 6, 7, 10, 11 |
Netelligent コントローラ
o IRQ レベル : |
2(9), 3, 4, 5, 6, 7, 10, 11, 12, 14, 15 |
同じ IRQ を割り当てている NetFlex-3 コントローラを取り外そうとすると、「Couldn't remove function ... from ipl, irq」というエラーメッセージが返されます。
同じサーバーにある NetFlex-3 コントローラと NetFlex-2 コントローラに同じ IRQ を割り当てると、コントローラの 1 つが使用できなくなることがあります。その場合は、2 枚のカードに異なる IRQ を割り当ててください。
全二重モードで 100BASE が十分な性能を発揮できるようにするには、媒体速度とデュプレックスモードを強制的にそれぞれ 100 と 2 に設定する必要があります。
ProLiant 2500 の Integrated NetFlex-3 コントローラは UTP と AUI インタフェースの両方をサポートしています。ただし、ネットワークからブートするには、UTP インタフェースを使用した場合にのみ行うことができます。
ProLiant 800、Deskpro 4000/6000 では、UTP インタフェースを使用した場合のみネットワークからブートすることができます。
Solaris ソフトウェアをインストールします。
ドライバ構成ファイルの /platform/i86pc/kernel/drv/cnft.conf を編集します。
このファイルには、ドライバに設定できるパラメタが含まれています。
media_speed : コントローラの媒体速度を設定します。このオプションを使用して、10/100BASE-TX を 10 または 100Mbps に強制的に設定することができます。媒体速度はデフォルトにより自動的に構成されます。有効な値は次のとおりです。
0 - 自動設定 (デフォルト)
10 - 強制的に 10Mbps に設定
100 - 強制的に 100Mbps に設定
max_tx_lsts, max_rx_lsts, tx_threshold : ドライバの性能調整に使用します。有効な値は次のいずれかです。
プロパティ |
有効な値 |
デフォルト値 |
---|---|---|
max_tx_lsts |
4〜16 |
16 |
max_rx_lsts |
4〜16 |
16 |
tx_threshold |
2〜16 |
16 |
debug_flag : 1 または 0 に設定して、ドライバからのデバッグメッセージを有効または無効にします。デフォルトでは、無効です。
mediaconnector : 1 に設定することによって、ProLiant 2500 システムでは、Integrated NetFlex-3 コントローラの AUI インタフェース、ProLiant 800、および Deskpro 4000/6000 では、BNC インタフェースを有効にすることができます。デフォルトは、UTP インタフェース (0) です。
board_id : 増設 PCI コントローラをサポートするときに設定します。board_id の形式では 0xVVVVDDDD です。VVVV はベンダー ID、DDDD はデバイス ID を示します。必要であれば、複数の ID を指定することができます。
設定の変更を有効にするには、スーパーユーザーで次を入力します。
# touch /reconfigure # reboot |