Solaris デバイスドライバ : |
pcata |
デバイスタイプ : |
ATA PC カード |
アダプタ : |
Viper 8260pA SanDisk Flash または任意の PC カード ATA デバイス |
バスタイプ : |
PC カード |
PC カード ATA デバイスが認識されると、pcata デバイスドライバが自動的に読み込まれて、IRQ が割り当てられ、デバイスノードが作成され特殊ファイルが作成されます (ファイルが存在しない場合)。
vold は pcata をサポートしていません。ファイルシステムは手作業でマウントする必要があります。
ファイルシステムの umount は、ディスクを取り外す前に行う必要があります。
取り外し可能な媒体 (PC カード ATA) 上の UFS ファイルシステムには、「'onerror={panic, lock, umount}'」マウントオプションのいずれか 1 つを設定してください。
PC カード ATA デバイスを挿入したが、認識されず、特殊ファイルが作成されない場合は、prtconf コマンドを使用して、何が問題なのかを調べてください。
prtconf -D コマンドを実行して、pcata カードが認識されるかどうかを確認します。
prtconf により、認識されたデバイスが次のように表示されます。
# prtconf -D . . . pcic, instance #0 (driver name: pcic) . . . disk, instance #0 |
prtconf による出力で pcata が表示されない場合は、PC カードアダプタの設定またはハードウェアに問題があります。
別のマシンでカードを使用したり、同じカードが DOS では正しく動作するかどうかを調べることによって、カードまたはアダプタのどちらに問題があるのか確認します。
PC カードデバイスの場合、ノードは、そのノードが参照するデバイス名の一部としてのソケット番号を含み、/devices に作成されます。ただし、/prtc/dev 名と /dev/dsk と /dev/rdsk 内の名前は現在の ATA デバイスの命名規則に従っており、名前の中のソケット番号は符号化されません。pcata(7D)のマニュアルページを参照してください。
ディスクを取り外すには、そのファイルシステムをマウント解除しなければなりません。
pcfs ファイルシステムを作成するには、mkfs_pcfs(1M) コマンドを使用します。
# mkfs -F pcfs /dev/rdsk/c#d#p0:d |
pcfs ファイルシステムをマウントするには、次のように入力します。
# mount -F pcfs /dev/dsk/c#d#p0:c /mnt |
詳細は、pcfs(7FS)と mount(1M)のマニュアルページを参照してください。
ufs ファイルシステムを作成するには、newfs コマンドを使用して次のように入力します。
# newfs /dev/rdsk/c#d#s# |
ufs ファイルシステムをマウントするには、次のように入力します。
# mount -F ufs /dev/dsk/c#d#s# /mnt |
詳細は、newfs(1M)と mount(1M)のマニュアルページを参照してください。
Solaris パーティションを作成するには、format コマンドを実行し、パーティションメニューへ進んでください。詳細は、format(1M)のマニュアルページを参照してください。