Solaris 8 デバイスの構成 (Intel 版)

誤って認識されたデバイスの特定

  1. prtconf -D コマンドを実行して、モデムまたはシリアルカードが誤ってメモリーカードとして認識されることがないかどうかを確認します。

    デバイスが誤ってメモリーカードと認識された場合、たとえば prtconf コマンドの出力は次のようになります。

    # prtconf -D
    .  .  .
    pcic, instance #0 (driver name: pcic)
    	.  .  .
    	memory, instance #0 (driver name: pcmem)
    		pcram, instance #0 (driver name: pcram)

  2. Configuration Assistant (構成用補助) を使用して、メモリーリソースの衝突を特定し、「View/Edit Device」メニューで正しいデバイス情報を追加します。

    一般的に問題は、メモリーデバイス設定間のリソースの衝突にあります。「デバイスの構成」の章の「問題の発見と解決」を参照してください。

    この問題で考えられる他の原因として、PC カードアダプタチップが完全にサポートされていない場合があります。たとえば、『Solaris 8 ハードウェア互換リスト (Intel 版)』に記載されていないマシンの場合です。

  3. Solaris 環境でデバイスが正しく動作するには、Solaris 環境ではサポートされないものも含めて、すべてのデバイスが定義されている必要があります。Configuration Assistant (構成用補助) ソフトウェアは、システムを構成しているすべてのデバイスを定義します。