Solaris CDE ログイン・マネージャは、ユーザを認証するとき、次のスクリプトを呼び出してデスクトップを起動します。
/usr/dt/bin/Xsession
Xsession が最初に呼び出すユーザ固有のファイルは、HomeDirectory/.dtprofile です。
新しいユーザが Solaris CDE に初めてログインした際に、.dtprofile ファイルは、そのユーザのホーム・ディレクトリにコピーされます。デフォルトでは、このファイルは何も実行しません。しかし、このファイルには、このファイルの編集方法について、多くのコメントが入っています。ユーザは、このファイルを編集して、ユーザ固有の環境変数を追加できます。
.dtprofile を呼び出す Xsession スクリプトのように、このファイルは、ksh 構文を使用します。
便利な編集方法の 1 つは、次に示す .dtprofile ファイルの最後の行のコメントを解除して有効にすることです。
DTSOURCEPROFILE=true
この行によって、ユーザの HomeDirectory/.login (csh ユーザの場合) または HomeDirectory/.profile (他のシェルのユーザの場合) が、起動プロセスの一部として有効になります。