背景のローカライズは、記述ファイル (desc.language と desc.backdrops) を使用します。背景ファイルには、特定のローカライズされたディレクトリ (/usr/dt/backdrops/language など) は存在しません。すべてのロケールは同じ背景ファイルのセットを使用しますが、翻訳された背景名を格納しているロケール独自の desc.language ファイルを持っています。
記述ファイルには、翻訳された背景名のリソースが指定されています。
Backdrops*Corduroy.desc: Velours Backdrops*DarkPaper.desc: PapierKraft Backdrops*Foreground.desc: AvantPlan
desc.language ファイルは、スタイル・マネージャに背景を表示するために、ロケール language の背景の記述を取り出すのに使用します。記述の指定がある場合は、スタイル・マネージャの背景リストに表示されます。指定がない場合は、背景ファイル名を使用します。
独自の背景記述を HomeDirectory/.dt/backdrops/desc.backdrops ファイルに追加できます。このファイルは、ロケールに関係なく、ユーザによって追加されたすべての背景の背景記述を取り出すのに使用します。
description ファイルの検索パスは次のとおりです。
個人用: HomeDirectory/.dt/backdrops/desc.backdrops
システム共通: /etc/dt/backdrops/desc.language
組み込み: /usr/dt/backdrops/desc.language