Solaris 共通デスクトップ環境 上級ユーザ及びシステム管理者ガイド

MAP アクションの作成例

FAX 送信するほとんどのファイルがテキスト・エディタで作成され、データ型 TEXTFILE (ファイル名は *.txt) であるものとします。

次の手順は、データ型の [選択] メニューに Fax メニュー項目を追加します。

  1. 前節で作成したファイル HomeDirectory/.dt/types/Fax.dt を開きます。

  2. 次のマップ・アクション定義をファイルに追加します。

       ACTION Fax
        {
          ARG_TYPE		TEXTFILE
          TYPE				MAP
          MAP_ACTION		FaxComposer
        } 
  3. ファイルを保存します。

  4. TEXTFILE のデータ属性定義を /usr/dt/appconfig/types/language/dtpad.dt から新規ファイル HomeDirectory/.dt/types/textfile.dt にコピーします。Fax アクションを ACTIONS フィールドに追加します。

       DATA_ATTRIBUTES TEXTFILE
        {
          ACTIONS			Open,Print,Fax
          ICON				Dtpenpd
          ...
        }
  5. ファイルを保存します。

  6. アプリケーション・マネージャを開き、[デスクトップツール] アプリケーション・グループにある [アクションの再読込み] をダブルクリックします。