Solaris 共通デスクトップ環境 上級ユーザ及びシステム管理者ガイド

手入力でアクションを作成するには

  1. 既存のデータベース・ファイルを開くか、新規のデータベース・ファイルを作成します。

    詳細は、「アクションの構成ファイル」を参照してください。

  2. 次の構文を使用してアクション定義を作成します。

       ACTION action_name
       {
         TYPE		action_type
         action_field
         ...
       }

    action_name - アクションを実行するのに使用する名前

    action_type - COMMAND (デフォルト)、MAP、または TT_MSG

    action_field - この型のアクションの必須または省略可能なフィールドの 1 つ。すべてのフィールドは、キーワードと値から成ります。ほとんどのアクション・フィールドについて、この章で説明します。

    詳細は、dtactionfile(4) のマニュアル・ページを参照してください。

  3. ファイルを保存します。

  4. アクション・アイコンが一意のイメージを持つようにするには、アクションのアイコンを作成します。アイコンのデフォルトの位置は次のとおりです。

  5. [デスクトップツール] アプリケーション・グループにある [アクションの再読込み] をダブルクリックします。

  6. アクションのアクション・ファイルを作成します。アクション・ファイルは、アクションを表すアイコンをファイル・マネージャまたはアプリケーション・マネージャに作成します (アプリケーションを起動するようにアクションが書かれている場合、アイコンは「アプリケーション・アイコン」と呼ばれます)。

アクション・ファイルを作成するには、action_name と同じ名前の実行可能ファイルを作成します。書き込み権を持っているディレクトリに、そのファイルを置くことができます。アクション・ファイルは、好きな数だけ作成できます。