クライアント・ウィンドウ・コントロールは、フロントパネルにはめ込まれたアプリケーション・ウィンドウです。たとえば、xload クライアントのウィンドウ・コントロールを作成することで、システム負荷メータをフロントパネルに入れることができます。
コントロールを定義します。
コントロールの動作を定義するには、次のフィールドを使用します。
TYPE - client に設定します。
CLIENT_NAME - 起動するクライアントを指定します。
CLIENT_NAME の値は、アプリケーションのトップレベル・ウィンドウの WM_CLASS 属性の一番目の文字列 (res_name) に一致しなければなりません。詳細は、xprop(1) のマニュアル・ページを参照してください。
ワークスペース・メニューから [ワークスペースマネージャの再起動] を選択します。
端末エミュレータのコマンド行からクライアントを起動します。
たとえば、次のコントロールは 30x20 ピクセルの負荷メータを表示します。
CONTROL LoadMeter { TYPE client CONTAINER_NAME Top CONTAINER_TYPE BOX CLIENT_NAME xload CLIENT_GEOMETRY 30x20 }
セッション中にクライアントが保存および復元されない場合、コントロールをクリックすると、そのコントロールがクライアントを起動するように構成するとします。たとえば、次の行を定義に追加すると LoadMeter コントロールが xload を起動するように構成できます。
PUSH_ACTION StartXload
次のアクションを作成します。
ACTION StartXload { WINDOW_TYPE NO_STDIO EXEC_STRING /usr/contrib/bin/X11/xload }