Solaris CDE アプリケーションが使用する環境変数は、CDE デスクトップ以外の場所からも設定できます。たとえば、リモート・ワークステーションにログインして、CDE アプリケーションをユーザのワークステーションに表示させたいとします。CDE ユーティリティ dtsearchpath を使用すると、さまざまな CDE シェル環境変数を設定できます。
Bourne シェルと Korn シェルの場合は、次のコマンドを入力します。
eval `/usr/dt/bin/dtsearchpath`
C シェルの場合は、次のコマンドを入力します。
eval `/usr/dt/bin/dtsearchpath -c`
このコマンドに続いて、DISPLAY をローカルのワークステーションに設定し、CDE アプリケーションをリモートから実行できます。結果は、ローカルのワークステーション上に表示されます。
この例では、Bourne シェルと Korn シェルの dtsearchpath 構文は、CDE を実行しているすべてのプラットフォームで利用できる、CDE サンプル実装の一部です。しかし、C シェル (-c) オプションは、Sun のプラットフォームでしか利用できません。