ToolTalk メッセージ・デーモンの ttsession により、互いに依存しないアプリケーションは、お互いについて直接認識していなくても交信できます。アプリケーションは、お互いに交信できるように ToolTalk メッセージを作成して送信します。ttsession はネットワーク上で交信し、メッセージを配信します。
ttsession のコマンド行オプションを変更するには、dtstart_ttsession 変数を変更します。すべてのユーザの dtstart_ttsession 変数を変更するには、実行可能な sh または ksh スクリプト (たとえば、/etc/dt/config/Xsession.d/myvars) を作成し、dtstart_ttsession を次のように設定します。
dtstart_ttsession="/usr/dt/bin/ttsession -s"
同様に、 HomeDirectory/.dtprofile に dtstart_ttsession を設定することによって、ユーザのセッションの ttsession オプションを変更できます。
ttsession オプションの詳細は、ttsession(1) のマニュアル・ページを参照してください。ttsession の詳細は、『共通デスクトップ環境 ToolTalk メッセージの概要』を参照してください。