Solaris 共通デスクトップ環境 ユーザーズ・ガイド

デスクトップ・セッションの開始と終了

デスクトップ・セッションは、ログイン時に開始されます。セッション・マネージャは、ログイン・マネージャがログインとパスワードを認証後に開始されます。

セッション・マネージャは、セッションを「管理」する機能を提供します。セッションの管理とは、最新のセッションの状態を記憶し、次のログイン時にそのセッションから始められるようにすることです。

セッション・マネージャは、次のものを保存および復元します。

デスクトップ・セッションにログインするには

  1. ログイン名を入力し、[Return] キーを押すか [了解] をクリックします。

  2. パスワードを入力し、[Return] キーを押すか [了解] をクリックします。

    ログイン・マネージャが名前かパスワードを認識していない場合は、[やり直し] をクリックして、ログイン・プロセスを再起動します。

いったんログインすると、セッション・マネージャは次のようにセッションを開始します。

ログアウトするには

次のいずれかを実行します。

通常のデスクトップ・セッションからログアウトすると、セッション・マネージャは、現在のセッションが次のログイン時に復元されるように関連する情報を保存します。デスクトップにないアプリケーションに関する情報は、保存されない場合があります。

異なる言語でセッションを使用するには

  1. ログイン画面の [オプション] メニューから [言語] を選択します。

  2. 必要な言語が含まれている言語グループを選択します。

  3. 言語を選択します。

  4. ログインします。

システムのデフォルト言語は、システム管理者によって設定されます。[オプション] メニューにより、他の言語にアクセスすることもできます。[オプション] メニューから言語を選択すると、セッションに対して LANG 環境変数が設定されます。デフォルト言語は、セッションの終了後に復元されます。