ユーザのワークステーション (ローカル) または他のワークステーション (リモート) のパフォーマンスを監視できます。[表示] メニューには、監視しようとするホストについて表示可能なパフォーマンスパラメータが表示されます。
監視するため選択するパラメータは、次の事項によって異なります。
実行するアプリケーションのタイプ
ネットワーク
UNIX プロセスとシステム負荷に対する理解度
システムパラメータのことをよく知らない場合は、通常は CPU とディスクの使用率を表示するように設定します。パラメータに詳しい場合は、通常は CPU 使用率、ディスク使用率、システム負荷、パケットを表示するよう設定します。次に、監視対象を選択する場合のヒントと注意事項を記載します。
ネットワークトラフィックの輻輳が気になるときは、1 秒当たりのネットワークパケット数を表示します。インターネットのブラウズ、リモート操作などのネットワークを集約的に利用する操作を実行中は、このパフォーマンスを監視します。
パフォーマンスメータによって CPU 使用率の高いことがわかれば、プロセス・マネージャを使い、誤動作しているもしくは CPU を集約的に使用するプロセスを特定して終了させます。
CPU を集約的に使用するアプリケーションの実行中にログアウトしてから再びログインする場合、パフォーマンスメータの CPU 表示は使用率が高いことを示します。それがわかれば、直ちにプロセス・マネージャを使い、誤動作しているプロセスを終了できます。
詳細は、『Solaris のシステム管理 (第 2 巻)』を参照してください。
[オプション] メニューから [設定] を選択します。
[設定] ダイアログボックスが表示されます。
[リモート] ラジオボタンを選択します。
リモートホストのシステム名 (たとえば、jupiter
) または IP アドレス (たとえば、129.156.220.133
) を入力します。
アドレス・マネージャ上で [検索] メニューで [Hosts] を選択してホストを検索できます。
[適用] をクリックし、変更部分が反映されるようにします。
パフォーマンスメータはリモートホストにアクセスし、そのパフォーマンスを表示します。パフォーマンスメータのメイン・ウィンドウのタイトルバーに表示されているシステム名は、リモートホスト名に変わります。