Solaris 共通デスクトップ環境 ユーザーズ・ガイド

カレンダの登録

useFNS を有効に設定してカレンダを実行すると、カレンダは、名前空間にそのカレンダを自動的に登録しようとします。一度登録されたカレンダは、そのユーザ名を使用するだけで誰でも参照できます。後でカレンダを移動した場合は、[表示形式の設定] ダイアログ・ボックスの [ユーザカレンダの場所] を変更してください。こうすると、名前空間に登録されたカレンダ・アドレスは、次にカレンダを再起動したときに自動的に更新されます。FNS コマンドの fnbind を使用すると、カレンダ外の名前空間の情報を更新することもできます。

NIS 環境では、自動登録はサポートされていません。これは、NIS が任意データの動的更新をサポートしていないためです。また、fnbind は、NIS マスター上の root によって実行された場合にのみ正常に実行できます。