Solaris のシステム管理 (第 2 巻)

補助 (リモート) コンソールを有効にする方法

consadm デーモンは、consadm コマンドで補助コンソールを追加するまでポートの監視を開始しません。セキュリティ機能として、コンソールメッセージは、キャリア信号が失われるまでか、補助コンソールデバイスの選択が解除されるまでの間だけ出力変更されます。そのため、consadm コマンドを使うには、そのポートでキャリア信号が確立されている必要があります。

補助コンソールを有効にする方法の詳細は、consadm(1M) のマニュアルページを参照してください。

  1. スーパーユーザーとしてシステムにログインします。

  2. 補助コンソールを有効にします。


    # consadm -a devicename
    
  3. 現在の接続が補助コンソールであることを確認します。


    # consadm
    

例 - 補助 (リモート) コンソールを有効にする


# consadm -a /dev/term/a
# consadm
 /dev/term/a