モデム接続を正常に確立した後でリンクに問題がある場合は、PPP レベルの診断機能を使用した障害追跡を行うことができます。PPP レベルの診断機能は、リンクの動作状況に関する詳細情報を報告するので、どこに障害があるのかを突き止めるのに役立ちます。
診断情報を入手するには、debug_level 8 の行を asppp.cf ファイルの path セクションに追加します (データ通信に関する詳しい知識がある場合は、デバッグレベル 9 を用いれば、きわめて詳細な情報が得られます)。次に、PPP 診断機能を呼び出す構成ファイル例を示します。
ifconfig ipdptp0 plumb nomada nubian-ppp up path interface ipdptp0 peer_system_name nubian-ppp #The name in the /etc/uucp/Systems file inactivity_timeout 300 #Allow five minutes before timing out debug_level 8 #Start up PPP diagnostics for this link |
asppp.cf ファイルについては、「/etc/asppp.cf 構成ファイルの編集」を参照してください。
監視したいホストについて診断を設定するには、次の手順を行います。