Solaris のシステム管理 (第 3 巻)

umountall

このコマンドを使用すると、ファイルシステムのグループをアンマウントできます。-k オプションは、mount_point に結び付けられているプロセスを終了させるには fuser -k mount_point コマンドを使用する必要があることを表します。-s オプションは、アンマウントを並行処理しないことを示します。-l は、ローカルファイルシステムだけを使用することを、-r はリモートファイルシステムだけを使用することを示します。-h host オプションは、指定されたホストのファイルシステムをすべてアンマウントすることを指定します。-h オプションは、-l または -r とは同時に指定できません。

umountall コマンドの使用

次のコマンドでは、リモートホストからマウントしたすべてのファイルシステムが切り離されます。


# umountall -r

次のコマンドでは、bee サーバーからマウントしたすべてのファイルシステムが切り離されます。


# umountall -h bee