Solaris のシステム管理 (第 3 巻)

マウントポイント /-

例 31-1 にある /- というマウントポイントは、auto_direct の中のエントリを具体的なマウントポイントに関連付けないように autofs に指示します。間接マップの場合は、auto_master ファイルに定義されたマウントポイントを使います。直接マップの場合は、ここに示されたマップの中で指定されたマウントポイントを使います (直接マップのキーとマウントポイントはフルパス名であることに注意してください)。

NIS または NIS+ の auto_master ファイルには、直接マップのエントリは 1 つしか存在できません。マウントポイントは 1 つの名前空間の中で一意でなければならないためです。auto_master がローカルファイルならば、重複しないかぎり直接マップのエントリがいくつあってもかまいません。