このエラーは、クライアントが X サーバーへの接続を失ったことを意味しています。「0.0」は表示デバイスを表しており、通常はコンソールです。このメッセージは、DISPLAY をローカルのシステムに設定した状態で、ユーザーがリモートシステム上で X アプリケーションを実行しているときに、誰かが X ウィンドウを終了したか、またはマシンをリブートしたためにリモートシステムの X サーバーが消滅すると表示されることがあります。また、ユーザーがウィンドウシステムを終了した場合は、ローカルに表示される場合もあります。ファイルを保存する前にアプリケーションが終了した場合は、データは失われている恐れがあります。
システムがリブートされ、ウィンドウシステムが実行されるまで数分間待ってから、アプリケーションをもう一度実行してください。
OpenWindows 環境が正しくインストールされていないため、openwin(1) プログラムが、xinit(1) を見つけて X ウィンドウシステムを起動できません。ユーザーが MIT X11 などの別バージョンの X ウィンドウを実行している場合、startx プログラムは xinit(1) と同じ機能を持ちます。
環境変数 PATH を調べて、X ウィンドウの正しいインストールディレクトリが指定されていることを確認します。次に、xinit(1) が実行可能プログラムとしてこのディレクトリに存在することを確認します。
このエラーは、X サーバーとの入出力が切断されたことを意味します。0.0 は表示デバイスを表し、通常はコンソールです。このメッセージは、ユーザーが Display PostScript アプリケーションを実行しているときに、X サーバーが消滅したかまたはクライアントがシャットダウンされた場合に表示されることがあります。ファイルを保存する前にアプリケーションが終了した場合は、データが失われている恐れがあります。
システムがリブートされ、ウィンドウシステムが実行されるまで数分間待ってから、アプリケーションをもう一度実行してください。
このメッセージのすぐ後に、「Xlib: Client is not authorized to connect to Server」メッセージが表示されます。これらのメッセージは、二重引用符内で指定された X サーバー上で X ウィンドウアプリケーションを実行しようとしましたが、その要求が許可されなかったことを示します。0.0 は表示デバイスを表しており、通常はコンソールです。サーバー名が表示されていない場合は、スーパーユーザーが、現在のマシン上の他のユーザーが所有している X セッション内で X アプリケーションを実行しようとした可能性があります。
このクライアントが X サーバーに接続できるようにするには、その X サーバーシステムで xhost(1) +clientname を実行します。xhost(1) コマンドを実行できるのは、現在の X セッションの所有者 (スーパーユーザーである必要はありません) のみです。他のユーザーがそのサーバー上で X ウィンドウを実行している場合は、ログアウトするようにそのユーザーに依頼してから、そのサーバー上で自分の X セッションを開始します。通常、リモート X 接続は、同じユーザー ID に対してのみ許可されています。
OpenGL 1.0 をソフトウェアをインストールし、/usr/openwin/demo/GL/ogl_install_check を実行して設定をテストすると、次のような結果になります。
# ./ogl_install_check Xlib: extension "GLX" missing on display "0.0". Xlib: extension "GLX" missing on display "0.0". Xlib: extension "GLX" missing on display "0.0". can't find visual |
まず、実行時のパッケージに対してパッケージチェックユーティリティ、pkgchk SUNWglrt を実行することにより、インストールが正常に完了したことを確認します。この結果、次のようなエラーメッセージが表示されます。
ERROR: /usr/openwin/server/etc/OWconfig file size <187> expected <5423> actual file cksum <14394> expected <27045> actual |
インストールが正常であれば、次の方法で Xsun プロセスのプロセス所有者を確認します。
# ps -aef | grep Xsun | grep -v grep nobody 20022 225 0 11:36:22 ? 0:34 /usr/openwin/bin/Xsun :0 -nobanner |
CDE を使用している場合は、Xservers ファイルが次の形式であることを確認してください。
:0 Local local_uid@console root /usr/openwin/bin/Xsun :0 -nobanner |
もう 1 つの確実な方法は、OpenWindows 環境をコマンド行から root として実行することです。これにより、Xsun プロセスは間違いなく、root によって所有されます。
さらに、システムが Creator 3D でない可能性もあります。Ultra マシン上では、OpenGL 1.0 を Creator 3D グラフィックカードなしで実行することはできません。Creator 3D ではなく Creator フレームバッファを搭載した Ultra マシン上にこのアプリケーションをインストールすると、同じエラーメッセージが表示されます。
起動時に、NTP の構成後にエラーになります。エラーを除けば、すべて問題なく機能しているようです。
これを避けるには、xntpd のスクリプトを S74xntpd から S77xntpd に移動し、S76nscd の後に起動するようにします。
このエラーは、xterm(1) が X サーバーへの接続を失ったことを意味しています。0.0 は表示デバイスを表しており、通常はコンソールです。このメッセージは、ユーザーが xterm を実行しているときに、X サーバーが消滅するか、またはクライアントがシャットダウンされると表示されることがあります。ファイルを保存する前にアプリケーションが終了した場合は、データが失われている恐れがあります。
システムがリブートされ、ウィンドウシステムが実行されるまで数分間待ってから、端末エミュレータをもう一度実行してください。
XView ライブラリからのこのメッセージは、要求されたフォントが X サーバーにインストールされていないことを警告しています。多くの場合は、同一フォントに対して複数の警告が表示されます。使用可能なフォントは、リリースごとに異なります。
xlsfonts(1) プログラムを実行して、X サーバーで使用可能なフォントを確認します。次に、xlsfonts(1) の出力に表示された別のフォント名を指定します。Sun 社製以外の類似フォントを使用できる場合もあります。
X ウィンドウのフォントには次の 2 種類のパッケージがあります。1 つは必須フォントではないが一般的なフォント (SUNWxwcft) で、もう 1 つはオプションフォント (SUNWxwoft) です。pkginfo(1) を実行して、これらのパッケージが両方ともインストールされているかどうかを確認し、必要に応じて追加してください。