このメッセージは Solaris 2.5.1 より後のリリースで表示されます。Solaris 2.5.1 およびそれ以前のリリースでは生成されません。
実行時リンカー ld.so.1(1) からのこのメッセージは、最初のコロンの後に示されたアプリケーションの実行時に、再配置のために指定されたシンボルを発見できなかったことを示します。メッセージには、シンボルの参照先のファイルも表示されます。これは重大なエラーであるため、アプリケーションは終了します。
該当するアプリケーションで ldd -d コマンドを実行し、共用オブジェクトの依存関係および発見できなかったシンボルを表示します。このシンボルが入っているはずのシステムの共用オブジェクトは、旧バージョンの可能性があります。ライブラリのベンダまたは作成者に更新してもらうよう要請してください。
このエラーは、アプリケーションを初めて起動したときに必ず発生するわけではありません。アプリケーションの通常の使用時に未定義のシンボルを参照することがほとんどなければ、発生するまでに数か月かかることもあります。
リンカーの詳細については、『リンカーとライブラリ』を参照してください。
このメッセージは Solaris 2.5.1 およびそれ以前のリリースで表示されます。Solaris 2.5.1 より後のリリースでは生成されません。
「ld.so.1: string: fatal: relocation error: string: string: referenced symbol not found」を参照してください。原因は同じです。
解決方法については、「ld.so.1: string: fatal: relocation error: string: string: referenced symbol not found」を参照してください。解決方法は同じです。
このエラーは、最初にアプリケーションをアクティブにするときに必ず発生するとは限りません。アプリケーションを通常の方法で使用している間に未定義シンボルを参照することがほとんどなければ、何か月もこのエラーが発生しないこともあります。
リンカーの詳細については、『リンカーとライブラリ』を参照してください。
/dev が読み取り専用のファイルシステム上にあるため、ブート時のデバイス再構成の間に、システムがフレームバッファーにリンクできません。
/dev/fb が、cgsix(7D) または tcx(7D) などのハードウェアフレームバッファーへのシンボリックリンクであることを確認します。また、/dev を含むファイルシステムが読み取り/書き込み用にマウントされていることを確認します。
Control-D を使用してログアウトする習慣がついている Bourne シェルまたは Korn シェルのユーザーは、この C シェルメッセージに驚くかもしれません。
ignoreeof が設定されている場合、C シェルでは、logout(1) または exit(1) と入力してログアウトしなければなりません。修正したファイルがある場合は、終了する前にディスクに書き込んでください。