このメッセージは、一般の @@token sendmail エラーの修復方法に関するものです。例として、@@token に E メールを送信する方法が不明であることを示す構文エラーのため、E メール返信メッセージを受け取った場合を示します。原因としては、あるサイトで NIS を実行していないためにこのエラーが生成されたか、エラーを生成中の別のサイトと通信してユーザーのサイトに E メールを送信した場合が考えられます。このエラーは、1 つのトークンが NULL ("") トークンに変更されるために発生します。その結果 ruleset 3 (S3) により、NULL トークンは @@token に変更されます。ここで重要なことは 2 つあります。1 つはこのようなエラーを発生するホストにならないこと、もう 1 つは、他のホストが生成したエラーを転送しないことです。
この問題を修復するには、rule S3 と rule S22 を修整します (main.cf を使用している場合は S22 しかありません)。これらのエラーを発生させないために、まず S22 の invert aliases rule をコメントアウトします。
S22 R$*<@LOCAL>$* $:$1 #R$-<@$-> $:$>3${Z$1@$2$} invert aliases R$*<@$+.$*>$* $@$1<@$2.$3>$4 already ok R$+<@$+>$* $@$1<@$2.$m>$3 tack on our domain R$+ $@$1<@$w.$m> tack on our full name |
次に他のホストが生成したエラーを転送しないために、次の ruleset S3 を最初の例から次の例のように変更します。
S3 # handle "from:<>" special case R$*<>$* $@@ turn into magic token |
S3 # handle "from:<>" special case R$*<>$* $@$n turn into magic token |