オブジェクトを作成すると、NIS+ はそのオブジェクトにデフォルトの所有者、グループ、および アクセス権を割り当てます。デフォルトの所有者は、そのオブジェクトを作成する NIS+ 主体です。デフォルトのグループは、環境変数 NIS_GROUP
の中で名前をつけられたグループです。デフォルトのアクセス権は次のようになります。
未認証 |
所有者 |
グループ |
その他 |
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- |
読み取り |
読み取り |
読み取り |
- |
変更 |
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- |
作成 |
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- |
削除 |
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- |
環境変数 NIS_DEFAULTS
のセットがある場合、NIS_DEFAULTS
内の値が新規のオブジェクトに適用されるデフォルト値を決定します。コマンド行でオブジェクトを作成した場合は、-D フラグを使ってデフォルト値以外を設定できます。